ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

サーモンとほうれん草のキッシュ

2012年11月30日 | 食べ物

 

暑いときは食べる気がしないのだが、寒くなると食べたくなるのがキッシュ。ということで、久しぶりに作ったのはサーモンとほうれん草のキッシュ。この組み合わせは定番で、以前作ったとき本当に合うのか疑問であったのだが、食べてみると確かに良い組み合わせだと思ったものだ。サーモンはスモークドサーモンを使う。卵液以外の細かい量は適当なので、今回もサーモンほうれん草は適当、というかサーモンに関しては売っているパックの量によって変るということだ。前回使ったものは、切れっ端のお徳用スモークドサーモンで、今回はちゃんとした切り身のしかもアミノ酸などを使ってないもの。で完成したものを見ると、何だかほうれん草のキッシュと言った方がいいような、サーモンがちょっと少ないキッシュとなってしまった。こうなると、矢張りお徳用にしておけばよかったか(量も多い)となりがちなのだが、これはこれで十分美味しいのでよしである。

 

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ヒートテック系

2012年11月29日 | Weblog

 

ユニクロで出しているヒートテックだが、愛用している人の中にはもう手放せないという人もいる。今一信用できずに個人的にはずっと使ってこなかったが、とうとう着用することとなった。が、それはユニクロのものではなくイーオンのもの。実は一年前に買ったもので、着る気が起きず寝かせていたものだ。素材はそう変らないだろうと、しかも安かったので買ったのだった。綿のTシャツは、寒いときでも汗をかくと、結構べたべたするのでその辺りが改善されればよしと期待した。

で、今回初のお試しとなったわけだが、毎年毎年寒さ対策としては、馬鹿の一つ覚えのように重ね着で凌ごうとしていた。確かに色々着込めばそれなりに暖かいが、もこもこして肌周辺がべたべたでは快適さに欠ける。もう少し効率よくしなければと今年は特に思い、まず下着はヒートテックモドキ(イーオンだから)、そしてその上にこれも下着代わりのカシミアのセーター(貰い物)、後はネルのシャツなりスウェットのパーカー。アウターはノースフェイクなどのパーカー。この格好でちょっとした作業をして汗もかいた。結果は、確かにいつものようにべたべたはしなかった、ように思う。終了後、濡れた汗で寒くなることも無かったので効果は発揮したと見てよいのだろう。ということでヒートテック系(含むモドキ)は使えるという結論に達した。

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イタリア冷凍ピザ

2012年11月27日 | 食べ物

 

イタリア物の冷凍ピザを購入した。安かったというのが一番の理由だが(送料含め一枚750円くらい)、当然日本の冷凍ピザよりは美味いだろうという期待もあった。ツナ入りや、ロケット(イタリア名をまた忘れた)入りと、流石にちょっと日本のピザにはないラインナップで、値段にも関わらず期待感をもってしまったのはあまりに都合よすぎであったろうか。

で、食べてみての感想だが、矢張り冷凍ピザ、多くを期待してはいけないといういつもの当たり前の結論しかでてこなかった。生地はクリスピーとナポリタイプの中間くらい。特別美味くもないが不味くはない。チーズはフレッシュのモッツァレラのような乳の香りはない(当たり前なのだが)。トマトソースもアメリカタイプのような変な香辛料が効いてないのはいいのだが、オレガノくらいは効かせてほしかった。ロケットは香りが全然無くて、一瞬ほうれん草かと思ってしまった。総合すると、なんともぼやけた味のピザで、本格的な感じもせず、これだったら日本の350円くらいの冷凍マルゲリータで十分だと思った。何度も同じようなことを言ってる気がするが、本当に良いものはそれなりの値段になるということである。

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曲名

2012年11月26日 | 音楽

 

ビートルズマニアのS氏からは随分沢山のジャズのCDを貰ったのだが(今でも進行形)、それを見たスノッブなM氏が、自分用に、幾つかのCDを録音したいと言って持っていった。M氏はその殆んどを所有しているのだが、全てレコードなので、聴くためにはどうしてもCDの方が都合よいのである。そしてM氏はM氏で、コルトレーンのCDを違う筋から録音して、こちら用にもそのCDを持ってきてくれた。アルバム5枚分だ。そんなこんなで、この2ヶ月ほどでジャズのアルバムは30枚ほど増えた。しかし、どんなものがあるのか未だに把握できていない。この状態は多分ずっと続くであろう。

何故かというと、一々アルバムタイトルを確認しないから。自慢ではないが、昔からライナーノーツというものをしっかり読んだことは一度も無い。だから曲名もしっかりインプットされていないことが多い。大概はあのアルバムに入っているあの曲という程度の認識である。ジャズに関しては曲名は殆んど覚えていないと言った方がいい。だから、本格派と話すのはなるべく避けている。と、今ジャズに関してと言ったが、100回以上は聴いているであろうピンクフロイドやキングクリムゾンのそれぞれの曲のタイトルもよく覚えていなかった。全ての音楽に関してそうだったのでした。

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またまた安ヌーヴォー ヴィラージュ編

2012年11月25日 | 食べ物

 

いつもの西友に行くと、あの安ボージョレヌーヴォーが未だ大量に売られていた。しかも唯でさえも安いのに更に安くなっていた。ハーフが300円である。更に更に、ヴィラージュの方も同じ値段ときている。田舎ではなかなか売れないということなのだろう。ということで、今回はヴィラージュを二本購入した。一般的には同じボージョレでもヴィラージュの方が質が高いということになっている。確かに普通のボージョレではそんな傾向があったと思うが(昔のことなので確信は無い)果たしてヌーヴォーでも同じことが言えるのか、とちょっとは確かめたい気持ちはあった。しかし、この値段でどちらが質が高いかも無いだろうとも思っていた。

飲んでみると、ヴィラージュの方は炭酸を感じなかった。普通のヌーヴォーは結構炭酸を含んでいて、しかも残糖分がやや多く、その分よりフレッシュな感じがしヌーヴォーらしくて良かったというのが個人的な感想だったが、それ以外ではあまり差は感じなかった。まあ予想通りといえば予想通りで、どちらも普通に飲める状態だったので良しである。これからの注目点は、このヌーヴォーがいつまで売り場に残っているかという、その一点である。

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この時期に寄生蜂か

2012年11月24日 | 生き物 自然

 

この時期、虫類は本当に少なくて悲しい限りだが(一般的には嬉しい人のほうが多いと思うが)、先日、屋内の窓で盛んに外に出ようともがいている昆虫を発見した。久しぶりの虫で、しかもあまり見かけない蜂だったので早速カメラを取りに行って撮影した。この尻尾のような針のようなものは産卵管で、形状からして多分寄生蜂の一種だと思われる。あの長い産卵管を幼虫などに指して卵を産み、宿主を栄養として最後はその宿主を突き破って羽化するのだ(エイリアンはこういうのをヒントにしているのだろう)。あまり知られていないが、蝶などの幼虫のかなり多くがこれらの寄生蜂に寄生されている。こんな時期に飛んでいるということは、今が活動期なのだろうか。人知れず宿主を探し飛び回っていたのだろう。体長は2センチほどで、産卵管は3センチほど。撮影後、産卵管を掴んで外に逃がしてやった。

 

 

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悲情城市 YUTO NAGATOMO

2012年11月23日 | 映画

 

ホウ.シャオシェン悲情城市を観る。この映画、公開時に、今は無き六本木のシネヴィヴァンで観て、監督のホウ.シャオシェンの名前と共に深くインプットされた作品だ。その後、ヴィデオでも数回観た記憶がある。そして久しぶりにネットでご対面だ。画質が悪く、ホウ.シャオシェンの魅力的なショットが本来の力を発揮してないが、それでも十分に余りある魅力に溢れている。

映画は、終戦後の台湾が舞台で、日本の統治から開放されたのも束の間、今度は国民党によってより厳しく統治される台湾の人々を、二つの家族(林家、呉家)を中心に描く。2.28事件という、台湾にとっては忘れられない歴史的事件に翻弄される家族の物語である。上映時間159分という長時間なのだが、その長さを意識することは無い。音楽などやや情緒的に感じるところもあるが、全体では抑制された表現がイマジネーションを膨らませる。例えば、何故か伊香保(行ったことがないが脳内イメージで)を思わせる九份の坂道や、病院の入り口を内部から映したショットなど一度見たら忘れられない。因みにこの映画のおかげで九份は一大観光名所となった(日本では千と千尋の神隠の元として人気化したようだが)。トニー.レオン(林家の4男役)を知ったのもこの映画でであった。

そして今回改めて観ての発見は、林家(ハヤシヤではなくリンケ)の長男がYUTO NAGATOMOに似ているという事実。以前観たときもこんな日本人いるなという印象は持っていた。そしてインテル対カリアリの試合を見ていてそれを確信したのであった。作品は1989年、なんと23年を経てYUTO NAGATOMOに辿り着いたわけである。

 

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柿もぎ

2012年11月22日 | Weblog

 

恒例の庭の柿もぎ(渋柿)。今年は数が多く(嬉しくない)、見るたびにうんざりしていたが、放っとくわけにも行かず作業開始と相成った。小さな魚篭で梯子を何度も往復か、大きな魚篭で回数を減らすかどちらにするかを考え、大きな魚篭を選択した(大体そう考えるものだが)。結果、物凄く重いものを下ろすこととなり、足腕えらく鍛えられてしまった。

屋根に乗って手が届く所が終ると次は高枝キリバサミの登場となる。これで五六個付いた枝を切るのだが(なるべく一度に多くと考えるので)、これが結構な加重で、何度もやると腕にダメージがたまる。それにしても多い。ところが、その高枝キリバサミの一番重要な部分、枝が落ちないように掴む部分のねじがとうとう外れてしまった。こうなると、普通に切って落とすしかない。もう割れてもいいから兎に角終了したい、そんな気分だった。でやっと終った。

始めの写真は終った後の状態。これで見ると大したことなさそうだが、枝も剪定したので大分すっきりしているから(鳥用に残した柿も今年は多い)。その収穫した一部の柿がこれ。この十年で一番多かったと思う。

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バッタ系アウトドアブランドの今

2012年11月20日 | Weblog

 

今年もダウンの季節となったが、例の韓国系通販サイトにはバッタ系アウトドアブランドは殆んど見られなくなってしまった。一番多かったノースフェイスは、写真の一部にそれらしき影があるという実に控えめな登場の仕方をしていたのだが、それも最近ではなくなった。他では、コロンビアやパタゴニアも。馬鹿みたいに安かった(市価の十分の一)モンクレールに至っては全くその姿を見ることはない。因みにその安いモンクレールを去年買った人がいたが、感想はと言うと、一つはどうも今一暖かくなかったが、もう一つは(つまり二着買ったということ)十分に暖かかったということであった。予想としては、一つは完全にバッタモノでもう一つは横流しと踏んでいた。いずれにしろ、サイトの信用に関わることなので今年は一気に厳しくしたようである。何なだかまともになって面白みにかけるのだが、一般消費者にとってはそういうことではないのだろう。その代わりに増えたのが、明らかに韓国系と思われるメーカーの服。センスが微妙に韓国色を帯びているのである。それに安い。

 

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酒屋政談

2012年11月19日 | Weblog

 

床屋政談というのは、床屋で庶民が自分の鬱憤晴らしをかねて好き勝手に政治を批判する様のことを言うのかと思うが、今はそれがブログの世界で行わている。その言葉には、知見が無いという揶揄の意味が含まれているのだが、当事者は当然その意識は無い。それぞれが自分の意見に自信を持っている。基本的には徹底批判の姿勢であるが、唯の勝手な文句と鋭い批判とがごっちゃになっているのは、床屋政談に限らずネットの世界の常態である。

で床屋政談ならぬ酒屋政談という場が、個人的にはある。顔見知りの酒屋の主人が、顔を出すともう政治の話がしたくてうずうずしているのだ。第一声が「もう今の首相は最低ですね、民主党もここまで駄目だとは思いませんでした」である。この前は丁度尖閣デモの真っ盛りだったので、「中国はひどいですね、日本は強気に行かないと駄目ですよ」と威勢のよい意見を発していた(大体の人がそんな威勢の良い意見だったが)。そこで、じゃあ戦争しかないねと言うと、流石にそれはまずいという表情になった。しかし、主人の考え方を通すと先にあるのは戦争なのだが、本人としてはそこまでは考えないということであるようだ。この辺りが酒屋政談たる所以である。

どうも日々の鬱憤晴らしと言う意味の方が強そうなので(中国のデモでガス抜きとメカニズム的には同じ)、最近では適当に聞き流すことにしているが(どうすればいいのかという個人的なアイデアもないし)、兎に角長くなるので大変である。何せ立ち話だから。せめて椅子とお茶でも用意してくれればもう少し真剣にお相手するのだが(それも遠慮したいか)。

 

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今年も結局安ヌーヴォー

2012年11月18日 | 食べ物

 

今年も西友のペットボトル入りのボージョレヌーヴォーを買ってしまった。ハーフサイズ390円。あまりの安さにボージョレ地区から文句が来たらしいが、確かにこの値段だと現地とそう変わらないのではと思ってしまう。当地の売れ行きは、見たところ大したことなさそうだ。翌日も結構余ってたし、田舎の地方都市では、解禁日というのも今一つ周知徹底されてないように感じる(自分もそうだったが)。嘗てのお祭り騒ぎは何だったのか、と遠い昔に思いを馳せる。一般的にはそんな状況なのだが、新聞によると、地元では今でも解禁日を祝うワイン会などが催されているらしい。写真があったが、着飾った人たちが集っていた。何だか笑ってしまった。

これで三年連続西友ヌーヴォーを飲んでいるが、味は確かに毎年違う(ように感じるが、記憶での比較なので不確か)。去年のはあまり飲めるようなものではなかった。ここでの基準は不味くて飲めないというものでなければ良し、というものだ。今年は、普通に飲める。やや糖分を感じ、濃さもそこそこありガス入りでかなり飲み易いのではないだろうか。これで390円、何の文句も無い。以前は、2500円くらいで飲めないというのが結構あった。それを考えると、やっとまともになってきたと言えるのではないだろうか。

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Gに始まりGに終る 続き

2012年11月17日 | トマソン

 

撮り立てGタイプの残りがまだあったので続き編。まずは昨日のパン屋と同じようなくっきりしたGタイプ。これはコンクリート打ちっ放しというあまり見たことのないGタイプだ。一層のこと全部をそうすればと思うのだが、そうはいかない事情があったのだろう。

対照的なうっすらタイプがこれ。以前も紹介したように思うが、奥と側面にうっすら刻印されている。こういうのは存在感が薄いので、発見したときの喜びは逆に大きい。

最後はこれ。後ろの一部分だけがGタイプになっているのだが、何故ここだけ、と誰もが疑問に思うような残し方である。

更に面白いのはこの建物の正面の顔。これも一種の落差と言うものだろう。

 

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Gに始まりGに終る

2012年11月16日 | トマソン

 

街を歩いていると、真っ先に目が行くのはどうしてもGタイプ(原爆タイプ)となってしまうのだが、先日は、出来立てと言うか、Gタイプ誕生の瞬間と言うか、正確には誕生前か、というものに遭遇した。

隣の家を取り壊し出現した誕生前(仮に准Gタイプとしよう)のこの物件、はがされた部分をこの先どう覆うかによってGタイプとしての存在感は変わってくる。木の壁と言う古い建物なので、どうなるかが注目されるところである。例えば、全面を波板などで覆ってしまうとGタイプそのものが消滅と言うことになってしまうのだ。

そしてこのGタイプ、以前も紹介したのだが、これだけ生々しい生命力のあるGタイプも珍しい。それが今回、この建物がパン屋であることを初めて知った。

実はこの事実を知らずにパンを買いに来て、横を見たらあらっびっくり、これだったのね、の世界であった。

Gタイプのパン屋、世間一般では何のインパクトも残さないのが残念である。びっくりしたと言えば、近くにあったこの赤いお地蔵さんにも。

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水見 プラス 紅葉

2012年11月15日 | Weblog

 

前から、一度は見たいと思っていた、日本では珍しい水路を見物してきた。正式名称は牛伏川(うしぶせがわ)フランス式階段流路というらしい。近くに牛伏寺(これはごふくじと読む)という、地元では有名なお寺があるのだが、当然そこにも行ったことはないので、完全に初めて行く所である。結構山に入るが、位置的には車で松本に行く途中で、決して行き難いわけではない。たまに通る山麓線から3キロほど山に入ると行き止まりがその水路の駐車場であった。

今年は、紅葉の発色が良いらしいが、周辺の木々は未だ見頃であった。

水路は石積みの段々状で、確かにあまり見かけないというか、見たことのない構造物であった。

夏場だったら人も多いだろうが、もう零下にもなろうという日であれば、私のような見物に来る酔狂もあまりいない。静かで良い。この水は下のダム湖に注がれ、そのダムからは滝が。

山の紅葉も、このような模様を形成。

発色はよろしいが落ち葉の始末は大変そう。

 

 

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東京モードを切り換え

2012年11月13日 | Weblog

 

東京ネタが終ったら書くことが思いつかなくなってしまった。日常的なリズムがちょっと狂った状態と言えそうだ。ということで、今回撮ったほかの写真で最後の締めとして平常運転に。

 

 

 

 

 

 

 

 

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