先日松本にコーヒー豆やらバゲットを買いに行ったのだが、コーヒー豆の方は全て完売で(今年最終日で)バゲットはバゲットで一本しかないという何とも閉まらない結果となった。その代わりに、普段定休日の鰹節専門店が開いていたので初めてそこで本枯節の鰹節を買った。結果的にはよくある年末の買い出しのようになってしまった。
コーヒー豆はその後カルディで購入。この時期回転は良いだろうから売れてそうなフレンチローストを選ぶ。コーヒー豆に関しては、インドネシア土産でまた貰ったものがあるのだがいまいち好みではない。今回はゲイシャ。高級品種の豆だ。しかし浅炒りで、挽くのがもの凄く大変で味も酸味が強く全く好みではないのだ。香はチョコレートのような香りが強いが、ゲイシャの特徴はジャスミンのような香りとある。どちらにしろコーヒーに花の香りは求めないので好みではないないのだろう。
池袋西武デパートが消えるかもしれないというニュースを見て、学生時代一番行ったデパートなので当時のことが自然と思い起こされた。当時江古田に住んでいたので、そこにいた二年間は必ず池袋を通っていた。自ずと身近になるわけで、何を買う訳でもなくぶらぶらすることが多かった。実際何かを買うことは食料品以外なかった、と思う。何を買ったかはよく覚えている。それはバターピ-ナッツ。量り売りの豆コーナーがあり、そこで買うのだが、これが普通の袋入りと違ってめちゃくちゃ美味かったのだ。バターの香り豆の香りが良く鮮度の違いが段違いだった。バターピ-ナッツは兎に角脂が酸化しやすく直ぐに味が落ちる。しかしここで買うのは常に良い状態だった。回転も良かったのだろう。今同じコーナー出しても売れるとは思えない。最早これも、古き良き時代だったということなのだろうか。