ユーロ2008はスペインの優勝で幕を閉じた。
今回も、一応リアルタイムで見た。
が、殆どは見たというより聞いていたという状態。
フェルナンド.トーレスの得点したところだけは、一段
と解説のトーンが上がったので見ることはできたが、
そんな状態だったので、全体でどういう状況だったの
かは全く判らない。
しかし、これで早朝のテレビからは開放される。
まずは、めでたしめでたし。
話は変わるが、新たにDVDコレクションなどとカテゴ
リーを設けたはいいが、その後全く増えていない。
CDも同じ状況だ。
完全に、休眠期のような状態になっている。
考えてみると、この手のものは、ずっと活動期と休眠
期の繰り返しのようである。
その周期が徐々に長くなり、終焉を迎えるのか、それ
とも同じ調子で延々と続くのか、どちらかは判らない。
時に、終焉と思ったのが、実は長い休眠期で、休火山
が突然爆発するかのように復活することもあるから油
断は出来ない。
DVD(映画)に関しては、ほしいものはあるが自重
している状態。
CD(音楽)に関しても同じような部分はあるが、新
たなものに興味を引くものがないということも事実と
してある。
80年代までが興味の対象のすべてと言ってもいいく
らいなので、特にそういう面が強くなっている。
新しいのが新しく思えないのだからしょうがない。
要するに、過去を越える、或いは、過去にないものと
いうのが見つけられないのだ。
で、久しぶりに聴こうと思って取り出したのが次の三
つ。
KING KRIMSO『ISLANDS』
BRIAN ENO『ANOTHER GREEN WORLD』
PRINCE『DIAMONDS AND PEARLS』
辛うじてプリンスが90年代にかかっているが、それ
でも20年近く前の話だ。
ということは、その辺りから休火山になってしまった
のか。
果たして、こういうのも懐メロというのだろうか。
ちょっと違う、と思う。
懐メロというのは、音楽性ということではなく、その
時代を懐かしむということだから。
私の場合、音楽そのものが良いから聴くのだ。
その時代を懐かしむ気持ちが全くないとは言わないが、
飽くまでも音楽性優先である(と自分では思っている)。
というわけで、過去のものから聴きたいCDを引っ張
り出しては、その時の欲求を満足させるのである。