昨日のニュースで目を引いたのは、「ザトウムシ」は三億年前からいまの形というもの。三億年前にすでに完成された形というのはちょっと凄いのではないか、しかもそれが「ザトウムシ」、と思ったのだが、一般的には殆ど関心をもたれないのだろうなとも思った。そもそも「ザトウムシ」って何?の世界なのではないだろうか。
イラスト(タブレットではないので線が上手く引けない)の虫が大体のイメージ。山方面に行くとお目にかかる、足の長い蜘蛛のような虫で、われわれ(クソガキ仲間)は「ユウレイグモ」と呼んでいた。よくやったのは、足をちぎりその足が動くのを見て楽しむという遊び。当時は、完全に蜘蛛だと思っていた。イラストのものは実際より足が少ないが、兎に角この足の長さが特徴的で、決して気味の良いものではなかったが、かと言って恐れの対象でもなく、むしろ遊び道具となっていたのだから身近な存在と言える。そんな「ザトウムシ」が三億年前からこの形なのだ。ということはこれからは、「ザトウムシ」も畏敬の念を持って見なくてはならないということだ。