ZOZO経由でリーバイスのジーパンを買ったせいか(六割引きだったので)、最近リーバイスの広告が良く出てくる。元々ジーパンは四五年に一度買うか買わないかという頻度。しかも定価だと結構なお値段。ユニクロの三千円前後がスタンダードだったので、ジーパンが一万などというのは別世界だった。だから、ZOZOで買ったリーバイスは初めてのリーバイスだったのだ。ユニクロよりは品質も良いだろうと期待を込めてのリーバイスというわけだ(本当は六割引きというのが一番の魅力だった)。
そこで問題になるのがサイズなのだが、ZOZOでは身長体重で適正なサイズを割り出し直しがいらないようになっている(これもAIのなせる業か)。本当にこれで大丈夫なのかと思っていたが、大丈夫だった。これには感心。そしてリーバイスの広告なのだが、セールのお知らせが次から次と送られてくる。そうなるとちょっと見るということになり、見るとこれ良いんじゃないのということになる。ということでリーバイスの直販部で七割引きのジーパンをもう一本買ってしまった。それにしてもセールが多いのは、他のアパレルと同じで経営状態あまり良くないのだろうか?
そば粉のガレットを初めて食べたのは、十四五年前、原宿の表参道裏にあった日本のガレットの草分け的な店(ルブルターニュ)だった。当時はフランス人が焼いていて、大きく焦げ目がきつかったりと見るからにワイルドなものだったが、それがまた良かった。その後気に入り何度か行った。そしてその店はチェーン展開を始め、名前も変えて大きくなった。その店の一つに久しぶりに行ってみた。そこには過去一回行ったことがある。久しぶりのガレットは(コンプレット)こんなに小さかったかと思うような小ぶりのガレット。端正なたたずまいでワイルドさはない。皮はパリっとして美味しいが、チーズ(グリュイエール?)の量はかつてより少ない。以前は一枚食べると十分食べたという満足感があったが全く物足りない。大きさが嘗ての八割ほど、ということはほぼ六割の量。日本人向けにビジュアルは端正に、味もおとなし目にということなのだろうか。いずれにしろ魅力は半減であった。
このところの朝ドラは、ビルマの戦場が舞台となるという珍しい展開。戦闘場面で戦死する兵士まで映すというのも初めてのことだろう。実際はもっと悲惨だったはずだが(殆どの死因が飢えと病気)、よく朝ドラでやったものだ(好意的)。
そんな戦争つながりで映画「ミッドウェー」を見た。あまり話題にならなかったが、この映画タイトル通り日本にとっての戦況が一気に悪くなったミッドウェー海戦を描いている。特筆すべきは日本人の描き方。よくある残虐な日本人というステレオタイプではなく、むしろ好意的と感じるくらいの描き方である。空中戦も一方的にやられるわけでもなく互角の戦いだったり、アメリカの戦闘機ばかりが軍艦からの攻撃で無傷だったりということもなくかなり撃ち落されている。ショボい戦闘場面というのは一切なくその点では良くできた戦争映画だ。唯日本人、例えば山本五十六役の豊川悦司や浅野忠信の喋ってる日本語が聞き取り難く(変な日本語という意味ではない)、日本語なのに英語字幕を見てしまうという変な状況に陥ってしまった。