定点観察池とそこに至る林道には、ナツアカネ、マユタテアカネ、コノシメトンボと三種の赤トンボがいた。しかし、圧倒的に多いはずのアキアカネと池周辺にいるはずのヒメアカネは見られなかった。こんなことは今までなかった。
そして帰り道、林道ではあまり見かけないイトトンボがふわりと止まった。この環境だとオツネントンボやホソミオツネントンボはよくいるがそれでないことは見た瞬間分かった。セスジイトトンボやアジアイトトンボが風で飛ばされてきたかとあまり注目はしてなかったが、取り敢えず確認のために写真を撮った(次の写真)。そして後で確認すると、全く見覚えのないイトトンボだった。勘で浮かんだ名前がホソミイトトンボ。で検索してみると正にホソミイトトンボであった。長年観察してるとこの辺の勘が養われる、ようだ。しかしそれにしても、ホソミイトトンボは本来南方性でこの辺りにはいないはずのトンボ。これも温暖化の影響なのかもしれない。
いつものスーパーで駐車場から出口のゲートに向かうと、丁度一台の車が駐車券を入れようとしているところだった。しかしいつまで経っても券を入れる様子がない、がなにやら室内でごそごそやってる気配はする。そうこうするうちに後ろには三台待ちの車が列を作る始末。暫く様子を見ていたが埒が明かないので車を降りて状況確認すると、運転していたおばあさん(70代後半)が券が見つからないので下がってもらえますかと言う(バックで戻れるかの懸念はある)。仕方ないので後続の車に合図を出し下がろうとした瞬間、見つかったと言いおばあさんは無事に出て行った。人騒がせな、と思ったが、年取るとこんなことも珍しくないだろう。しかしせめてゲートに来る前に確認して、とは思った。無くなったら店の人に言えば直ぐ発行してくれるから(過去一回やった)。
久しぶりに買ったチーズはマンチェゴ(スペインの羊チーズ)。それまでは一個買いをして小分けにしたものを冷凍して長期間楽しむという方法を取っていたが、今回は200グラム単位で初めてのところから購入。それで味はどうだったのか。答えは一個買いのものとはやはり違うということ。何が違っていたかというと、味というよりテクスチャーが違っていたのだ。元々傾向としてはちょっとぼそぼそ気味なのだが、今回のものは殆どパルミジャーノか?というくらいぼそぼそだった。下ろして使うにはコクもあり風味も強く良いのだが、そう使うものでもない。まあ結局そのまま食べるのだが、結論としては、味優先であるならマンチェゴは一個買いに限るということである。しかし問題がある。一個2キロとしてかなりのお値段がするということ(値上げラッシュの余波を受け)。最早完全に趣味の世界である。