ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

カタツムリ

2013年10月31日 | 生き物 自然

 

昔は、そこらじゅうにいた印象があるカタツムリ、最近では滅多にお目にかかれない。周辺に限らず、例えば蓼科辺りに行けば、それこそ大型のものが、なんとかマイマイとか言って普通にいた。それが今では殆ど見ることがなくなった。果たして全体では本当に減っているのだろうか。多分、そんなカタツムリに関するデータはないから実際の推移は知ることができないのだろうが、個人の感覚で言えば激減である。そんな中、久しぶりに中型のカタツムリを見た。5ミリほどの小型は、庭に結構いるのを去年発見したが、中型は本当に見ることがなくなっていたのだ。線路脇のコンクリートに一匹へばりついていた。日頃、ナメクジをいやというほど見ている身にとっては、物凄く新鮮であった。

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東京 お登り デーカンヤマ③

2013年10月29日 | Weblog

 

次は、取り敢えず神田で降りた。ところがこの神田というところ、殆ど土地勘がないので有名どころの位置関係がさっぱり。方向としては御茶ノ水に行きたいので、適当に歩き、手がかりを探る。結局、道路標示の御茶ノ水方面を頼りにする。路地には、昔の建物がところどころ残されていてそこだけ昭和の空気を発しているが、取り壊され工事中のところも多いので、そんな場所も加速度的に消滅しそうだ。

 

そしてありました、立派なGタイプが。かなりの完成度。

 

そして無用庇も。この建物、横から見るとこんな地味なのに、正面はとんでもなく派手でした。

正面

 

一体何処にいるのか分からないまま歩いていると、東京電機大学が。こんなところにあったのか、と大した感慨もなく更に歩いていくと、やっと見覚えのある小川町に出て位置関係を把握。相変わらず大学が多いね(当たり前だが)。

日大

明治

東京医科歯科

 

御茶ノ水から再び電車に乗り、最終目的地の四谷に行く。四ッ谷駅。

上智

ちらっと見える迎賓館。やっと雨は止む。

 

ということで、最後は大学ウオッチングの様相を呈してきたが、こんな天気の中よく歩いたもんだ。たまの東京なので、ついつい欲張りになってしまうのだろうが、できれば天気はもう少し何とかなってもらいたかった。

 

 

 

 

 

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東京 お登り デーカンヤマ②

2013年10月28日 | Weblog

 

近未来のパイプ通路から、今度は、レトロな怪しく黄金色に光るタイムトンネルを抜ける。

その先にあったのはこんな昭和な風景。

昔はこの辺り全部浜だったのだろう。そして電車から見た気になった風景というのがこちら。普段山と湖しか見てない人間からすると、こんな風景にはちょっと惹かれるのである(上の高速が邪魔だが)。

 

あとで確認すると、近未来のパイプ通路のあるほうには「浜離宮」があったのだ。天気が良ければ一度は行ってみたいところ。偶然降りた浜松町だったが、なかなか魅力的なところであった。そして再び東京駅を目指す。東京駅といえばどうしてもこの駅舎である。

流石に天気も悪いし、駅舎見物人(私のような)も少ない。お登りさん丸出しで、ドーム天井の真下からその天井を撮る。

 

しかしこの駅舎、確かにきれいに復元されたが、きれい過ぎて今一つ惹きつけるものがない。何となくハウステンボスの建物のような印象を受ける(行ったことないが)。後100年もすれば、良い味を出すだろうが。そして、取り敢えず有楽町まで歩く。線路の下には昔のままのレンガが見えるところがあった。ほしいのはこれこれ。

 

写真でも分かるが、まだ雨は降り止まず。雨用のパーカーを着て傘は差さずにカメラはポケットに入れ、写真を撮るたびに出し入れするわけだが、こんな天気でなければなあ、と台風を恨む。そして有楽町のビックカメラに寄って、カメラのストラップを買う。店は大賑わい。その後有楽町の駅から再び電車。

しつこく明日に続く。

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東京 お登り デーカンヤマ

2013年10月27日 | Weblog

 

ちょっとした用があり久しぶりの東京。早めに行って、それまでの間東京お登り見物でもしようという魂胆。まずは昼飯と、興味のあった店があるデーカンヤマへ。週末フリー切符は乗り降り自由なので、そのメリットを最大限に生かすために、JRの駅を兎に角使うつもりだ。まずは新宿から恵比寿へ。ここから歩いてデーカンヤマだが、雨が降り止まないので足元はすでにびちょびちょ。

 

恵比寿神社

 

しかも、ショートカットしようとして住宅街に入ったら、すっかり方向が分からなくなり通行人に代官山駅の場所を聞く羽目に。しかも教えてくれた駅が恵比寿で、もと来た道に逆戻り。結局素直に広い通りを行き無事に代官山駅に。目指す店は、ここから直ぐの所、のはずが、道を一本間違えてなかなかたどり着けない。難しい場所ではないはずなのに、と行ったり来たりして、やっと一本違う道で発見する。恵比寿からすんなり行けば10分程のはずが、結局30分近くかかってしまった。近くにはこんなオブジェが。

そして店はここ

ファストフード感覚で食べられる気楽なフレンチ。ワンプレーでオードブル、メインなどをチョイスする、基本セルフサービス。ファストフード感覚だが、メニューには本格派が揃っている。決して味は侮れない。それぞれ五種類くらいあり、結局、オードブルに野菜のブレゼぺルノー風味、スープ(サツマイモのポタージュレバーペースと乗せ)、ブーダンノワール(血入りソーセージ)シュークルート添えを頼む。写真はブーダンノワール。本場のものよりくせは押さえられていて、かなり美味い。飲み物つきで(今回はプラス300円のスパークリングワインを付けたが)1200円前後というのはかなりお得。店内は、cafe風のあっさりでゆっくり味わうという雰囲気ではないが、気軽に美味しいものを食べたいという人にはうってつけだ。今の私にはこれで充分でございます。

 

結構でかいフォカッチャも付いたので、お腹も一杯、となったところで雨仕様のパーカーをリュックから引っ張り出してそれを着て店を後にする。雨の中、代官山の駅の直ぐ近くの物凄い行列している店の横を通り、再び恵比寿の駅に。次に向かったのは東京駅。ところが、浜松町の駅近くで面白い風景が目に入ったので急遽下車。駅では何十年ぶりかにモノレールも見た。

近未来な風景も

 

しかし、目的地はこれとは対照的なところ。思わせぶりな、次回につづく。

 

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Gタイプ インスタレーション型

2013年10月25日 | トマソン

 

久しぶりにGタイプ。最近取り壊された家(その瞬間、それが何だったのか記憶から消える)の、両サイドの家の側面であるが、正確にはまだGタイプが完成したわけではなく現在工事中、言うなればGタイプ.インスタレーション型である。まず間違いなくGタイプになるだろうが、現在のこの姿(架設)は今この時しか見られないのでかなり貴重である(そうお思う人は、一万人に一人いるかどうか)。ランダムな板の張り方とか、背景のブルーも相俟ってかなり良い感じである。

 

 

そしてこれは完成されたGタイプ。オーソドックスなもの(一つの素材で覆う)と違って、これもなかなか良い。傑作の臭いが。

 

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アキアカネの産卵

2013年10月24日 | 生き物 自然

 

空き地の水溜りに、アキアカネが盛んに産卵行動をしていた。こんな所に産卵しても孵る可能性は100パーセントないのだが、習性として、池のように水がたっぷりあるところよりこんな水溜りを産卵場所に選ぶようなのだ。これが、田圃の水溜りであれば、卵のまま越冬して水が張られる頃に孵化して成虫になるのだが。前に、アスファルトの水溜りで産卵しているのも見たことがあるが、基本的な戦略として、取り敢えず水溜りであれば可能性にかけるというのがあるのだろう。しかし、肝心の田圃環境が悪くて、全体の数が目に見えて減っているのが残念である。

 

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写真の抽象性

2013年10月22日 | 芸術

 

昨日の写真を見て、これが何かと分かる人は多分撮った本人だけだろう。写真の面白さの一つは、部分を切り取ることによる具体性からの自由、抽象性にある、何てことも言えそうだ。で、昨日の写真の正体だが、歩道橋の上から階段を撮った写真である。黄色のラインと青の矩形がすでに幾何学的なデザインで、全体で見れば歩道橋の階段に何故こんな模様が、と気付く人は気付くが、その部分だけを取り出せば、もうソル.ルウィットか?の世界である。そして本日の写真は、マーク.ロスコか?といったところである。正体はジョギングロードの表面。

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動きが怪しいデスクトップ

2013年10月21日 | Weblog

 

最近、デスクトップのパソコンの調子がおかしくなりつつある。徐々におかしなところが増えていき最期は全く動かなくなるのは、過去に何度も経験しているので、今はその瞬間を恐れつつ使ってる状態だ。しかし、このデスクトップはかなり重要なパソコンで、画像ソフトが使える最後のやつなので(ウインドウズXP)、もし御臨終すると以後ソフトは使えなくなってしまう。そうなるとTac通信も作れない。その他の作業でもいろいろ便利に役立っていたので、兎に角このデスクトップには長生きしてほしいのだ。それにしても、基本ソフトもXPが未だに一番使いやすいし、この辺り何とかならないものだろうか。

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フリースの品質

2013年10月20日 | Weblog

 

本格的な登山をする山好きの友人が着ているフリースは、ホグロフスのフリースジャケットであった(お高い)。八ヶ岳の帰りに寄ったのだが、流石に彼らは山用には間違ってもユニクロなどは着ない。見た目が同じでも、値段的には4~5倍くらいの違いがあるそれらは、果たして値段相応の違いがあるのかと誰しもが思うが、本当のところはどうなのだろう。

縫製のしっかり度は違う、というか違わなかったらそれこそ価値がない。そして素材の違い。どちらもフリースには違いがないが、メーカーによってそのフリースが微妙に違う、ということになっている。いずれにしろ今はどちらもマイクロフリースで、しかも同じ石油製品であることに変わりはない。保温力の違いは、同じ条件で較べてみないと分からないだろうし、結局着た本人が違うと実感したらそれでいい。最終的には着て満足というのが決め手となるのは、他のアウトドア以外の服と同じである。一般的に、値段の差に正確に比例して品質が向上するという論理的に納得できるようなものではないのである。

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ムシムシワールド

2013年10月19日 | 生き物 自然

 

ムシムシシーズンはほぼ終わり。一般的に世の中ムシ嫌いは多いが、本来子供は先入観がないから、最初は大体ムシには興味を持つものだ(多くはダンゴムシから)。造形的にも動き的にも子供の好奇心を刺激する対象であるのだが、親の過剰反応(特に母親)によってその後嫌いになるのが多いことは、非常に残念である。

で、先日一匹だけ見つけたムシが今日のこれ。川べりの黄色の花にくっついていて全く動かないので、最初はムシとは気付かなかった。体長は10ミリちょい。形からしてヨコバイの仲間というのは分かったが、初めて見るものなので名前は判らない。後で調べると、どうやらモンキアワフキというアワフキの仲間のようだ。こんな普段ならまず発見することがないようなムシも、ムシムシ視点を持つと見つけられるようになるのだ。だから、こんなムシでも発見すれば発見する喜びをもたらしてくれるのである。テレビをボーっと見てるよりは、遥かに色んな感覚を刺激してくれると思うのだが、世の中、ムシに対する偏見はまだまだ根強い。

実際、これだけムシムシワールドを楽しむことが出来るのは日本人くらいなものだと思うし、これは最早日本独自の文化と言ってもよい。その根底には、勿論日本人の自然に対する関わりかた自然観があるのは言うまでもない。

風が強かったので、左手で押さえての撮影。指の大きさからこのムシの大きさも想像できる。

 

 

 

 

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好事魔多し

2013年10月18日 | Weblog

 

T君がバイクに乗って転倒し肩を骨折したらしい。利き腕の右肩なのでこれでは仕事にならないだろう。こういう場合、店をやってる人はお手上げだ。作るのは殆どT君一人だったので、他の従業員がやれるものは限られてくるし、かと言って休めばその間無収入だし、余裕があればゆっくり休んでなどと言えるが、店をやってる人で今そんな余裕がある人は滅多にいない。全治五週間。好事魔多しだ。

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流行りのカフェ

2013年10月17日 | Weblog

 

地元に「スターバックス」が出来るらしい(噂では)。出きれば多分そこそこ入ると思う。お洒落(あくまでも田舎から見て)で都会的なcafeとしての需要は、都会ではその効力は失せつつあっても田舎ではまだまだありそうだ。都会に憧れている20代30代には受けると予想する。全くお洒落ではない「コメダ珈琲」が、20代から70代までの幅広い年齢層に受けているのとは対照的に。個人的には、どちらも行く気はしないが、世の中受けてるものは、ほぼ100パーセント個人的には興味がないものと言っても良い。その辺りは、何とも残念というか悲しいというか複雑な所である。

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日本代表弱体化

2013年10月16日 | サッカー

 

進歩は望めないと分かってはいるもののつい見てしまった日本代表対ベラルーシ戦、かなりひどい試合でした。判断遅い、足元パスばかりで手詰まり、CBの足の遅さ、駄目な所しか目に付かなかった。監督は策がないし、今の面子でこれ以上望めというのも難しいし、現実は進歩どころか弱体化。何だか早々に諦め宣言するしかないように思えてきた。オーストラリアも相当弱いし、アジア枠は4.5から2.5位が妥当だね。

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高原歩き

2013年10月15日 | Weblog

 

昨日、NHKEテレ(最近は教育テレビと言わないんだ)の「趣味.歩く旅 高原をハイキング」という番組を何気無しに見てると、いきなり見覚えのある風景が出てきた。それは霧が峰。マイフィールドである(と言いたいところだがそこまで回数行っていない)。そして辿ったコースがこれまた馴染みのコースで、見ながら、ああ、あそこかなどと一緒に楽しんだ。しかし、なまじ知ってると突っ込みどころが色々出てくるのも、これこういうものの常である。例えば、植物の名前の表示間違い。ハクサンフウロという花の表示がハクサンフローと表示されていた。植物に全く詳しくないのだが、この名前だけは覚えていたのだ。一瞬、こちらが間違ってるのかと思った。後は間違いとはいえない些細なことだが、蝶のアサギマダラがいてそれを写真に撮る時、こんなに近くから撮れるのは凄いことなどと言っていたが、霧が峰はアサギマダラは多く大体いつでも接近して撮れるのだ。だから、そんなの普通普通と心の中で呟いたのは言うまでもない。

植物や昆虫を見ながら自然を感じる高原歩きの楽しさが今回の趣旨だったようだが、昆虫に関してはピークは7月なのでその辺りのずれは、多分、製作側に昆虫好きがいないからなのだと想像する。この時期はもう寒いし、芒が多く、秋のわびしさを感じるには良い。取り敢えず昆虫好き(相当なマニア以外)はもう行かないが、コースは景色も良く歩き易いので、純粋にハイキングコースとしてはかなりのお薦めと言える。

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Tac通信 3号

2013年10月14日 | Weblog

 

すっかり間が空いてしまったが、Tac通信3号もあと少しで発行できそうな所まで来た。まるで年刊というペースであるが、表紙を入れてたった4ページのものにどれだけ時間をかけているのか?という話である。全てはやる気の問題なのだが、主婦の会報誌とは違い、一応冊子としての体裁を整えたいので時間のかかり方が違うのだ、と言い訳を一つ。後もう一つは、中身の文章で、一人でテーマ別に6っつ位の文章を書かないといけないというのがネックとなっている。もうそんなに書きたいこともないというのが正直な所だ。ブログで色々書いていると、敢えて書こうという気もなくなってくる。また同じ事を書いている、と思うことが多いのだ。

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