スマホの充電コードを本体に接続しようとすると今一つしっくりこない。直ぐ外れるし通電も不安定。そんな状態が続き、ますますはまりが悪くなりこれはおかしいと思って端子を覗いてみると、端子の周辺に繊維状の埃がギッシリ詰まっていた。これじゃあ上手くはまるわけないとそれらを除去することにした。唯狭くよく見えないので、下手をすると端子そのものを傷つけ、スマホがおじゃんになる恐れがある。端子だけ交換してくれれば問題ないが、その辺り格安スマホはどうなのか不安。そこで慎重に、精密ドライバーのような小さなドライバーで除去作業。ルーペで拡大して確認すると大方取れたようだ。繋いでみると通電はする。唯、まだ気持ちよさが若干足らない。元々こんなものだっただような気もするから、取り敢えずこれ以上の作業はしない方が良いだろう。
昨日の内容ショボい忘年会の前日にはファラフェル(自分で作るのだが)パーティーがあった。そこでワインは、自分所有のサンテミリオンの1990年物を提供した。ファラフェルに合うかどうかと言えば、合うとは思えないが(白の方が合いそう)手元にあったから。30年物とは言え級付きではなく聞いたことのないシャトー。値段も有名どころだったら二三万かそれ以上のところその十分の一。となると大丈夫かということになるが、コルク栓の抜きに失敗(古いものに有り勝ち)してワインも結構濁っていてやったかと思って飲んでみると、別に腐ってもいなくそれなりに円やかになっていて飲めた。香は値段なりに濃くはないがまあいい買い物だったと言えそうだ。
ファラフェルの材料費(野菜ピタパン含め)は十二三人で一人当たり600円程度、それでいてお腹いっぱい。店の宴会料理ってもう少しどうにかならないか(美味くないから残しも多い)。
割と大きな店で忘年会があった。一応海鮮を売りにしたところで利用するのは初めて。で出て来た料理は、海鮮を売りにしているのに相当ショボいものだった。例えば刺身の盛り合わせ。サーモン蛸鮪の三種だけでそもそもサーモンは好きじゃないし(特に鮨のネタだとまず食べない)、鮪は見るかに水っぽそうだし(食べなかった)、ゆで蛸だけ食べたが、今年できたスーパーの蛸の方が遥かに良かった。他の料理も和洋中の中途半端なものばかりで、居酒屋の三四千円の方がもっと益しなものが食えるだろうというものだった。これで7000円か(飲み放題がついてるとは言え)。系列のイタリアンも閉店して、ここも予約時のみの営業という形態らしいが、こんな内容ではどうしようもないだろう。
魚のレベルが低い当地でも、あそこはひどいという評判は立ったりする。その内容が量に関することのみということもままあるが、質に関してもその評判は徐々に広まっていく。もっと大きな店で、昔から内容に関しては評価されてないところだが利用者が多かった店は、とうとうこの11月に閉店(実質倒産)。料理だけがその理由ではないが、質が悪かったのは事実。規模が大きいところは良い時は利益も大きいが駄目になると一気に経営状態が悪化する。昔だったらやれてたところがどんどん駄目になっていく。
前に東京に行ったとき、スマホでグーグルマップを見ようとして現在地を表示、までは良かったのだが、色々いじってく内に突然立体表示になってしまった。これはもの凄く見辛く、しかも斜め表示になると目的地がビルの陰になるという、最早地図の役目をなさない状態までになる。当然普通の平面地図に戻したい。この場合そもそも何故突然立体になったのかという原因が分からない。原因が分からないので、いろんなところをいじるのだがさっぱり。しょうがないので俯瞰状態でかなり縮小して、どの通りで曲がればいいかを確認する。縮小すると行先が消えるのはもうしょうがない。その後はもう使わなかった。
そして違う日に使った時は、何故か戻っていた。そして時たま同じようなことは起き、また元に戻るの繰り返しだった。立体地図を望む人なんているのか、という疑問は置いといて、どういう操作でこうなるのかを知らないとまた同じ状況に陥る。そこで検索してみた。二本指でスクロールするとそうなるという簡単なことだった。拡大縮小する時に二本指を使い、そのまま無意識にスクロールすれば立体地図になるのは普通に考えられる。戻すときは同じ操作をするということだった。やってみると確かに。ただ戻すときの操作は、実は検索する前にいじっていて偶然他の方法を発見した。右上にある磁石表示をクリックすると、真上に北表示と共に普通に戻るのだ。重要な解消方法を検索で知る前に見付けてしまったのもなんだか勿体ないような気がする。
アンナ.カリーナが死んだらしい。しかしその一報を聞いて、まだ生きてたのかというのが自分としての正直なところだった。嘗てゴダールのミューズ(実際奥さんだった)のような存在で彼の映画にも立て続けに出ていた。しかしその後、殆ど見る機会もなくなりすっかり過去の人となっていた。そこで死亡の記事である。
それはそれだが、アンナ.カリーナに関してはつい最近その名前が出てきていたのを思い出した。十日ほど前に、T君が珍しく絵などを描いていてどうしたのかと聞くと、頼まれてアンナ.カリーナの肖像を描いているということだった。そんなものを頼む人がいるのかという疑問が生ずるが、ああアノ人かという想像はついた。多分自分所有の「中国女」のヴィデオテープをT君を通じ貸して借りっぱなしの顔も知らないあいつだ。それはいいとして、こんな時期に突然遺影依頼のような肖像画というのが今となるとかなり引っかかる。ひょっとして予知能力でもあったのか。