池端ビオトープの本体はこの錦鯉の池。最盛期には30匹以上いたのが今は3匹だけ。ヨーロッパ中国辺りでは錦鯉がブームとなってるらしいが、それは富裕層の間でのことだろう。日本では40年以上前にブームがあり今はすっかり廃れた。日本の場合富裕層ではなく普通の人の趣味として流行ったが(周辺では)、池の維持などに手間がかかり自然に少なくなって行った。特にクリーナー(灯篭型)のフィルター掃除が手間なのだ。今年は週一のペース(毎年池の水の状態により違う)でやっている。以前は大型の浄化槽を使ってポンプアップした水を滝に流す、などといったバブル的光景が見られたが、モーターの老朽化と共にもう10年以上前に停止した。
今現在生きている3匹がいなくなったら、いよいよ全部がビオトープになる時なのだが、去年赤い鯉(大正三色)が一匹増えてしまうという予想外のことも起きてしまった。近所の人の形見として引き取ったのだ。因みに黒と白(シロウツリと言う)の鯉が一番長く多分35年以上になる。