ジュニア・クラスの生徒がポワント(=トゥ・シューズ)のレッスンを始めるため、ポワント選びとフィッティングに同行しました
担当の方にマン・トゥー・マンでフィッティングをして頂いて、生徒の足に一番合うポワントを選びます。担当の方が
「足の指がトゥ・シューズの中で曲がりませんか?」
「痛いところはありませんか?」
「きついところはありませんか?」
「緩いところはありませんか?」
など色々と本人に聞きながら、ポワントを履いて床に立った状態、爪先で立った状態を順にチェックしていきます。
ここで私は考えるのです、初めてポワントに足を入れたとき、もしかしたら本人は
「“痛い”って、どのくらいのことを“痛い”っていうんだろう?」
「“きつい”って、どのくらいだと“きつい”になるんだろう?」
そのことを、担当者にどう伝えればいいのか、迷うかもしれないな、と。
同行のママにしても、ご自分がポワントで踊った経験がない限り、ポワントの中の足の感覚というのは想像がつかないでしょう 生徒が答えに迷って
「…う~ん…」
と首を傾げたときに、何と言ってフォローすればいいのか分からないだろうとも思います。それで、ジュニアの「初ポワント選び」には出来る限り同行するようにしています
昨日のフィッティングでは、まず初心者向きのポワントでフィッティング。
見た目にも、本人の感覚的にも悪くはなさそうです。
担当の方も「良さそうですね…」と判断してます。
もしもママと二人だけだったら、「じゃあ、これにしようか…」とかすかな不安を残しながらも、決めちゃったかもしれません…
「ちょっと○○○も試してみて」
と私が提案して、もう一足フィッティング。生徒が爪先で立った瞬間、
「これだ」
と。
これはもう長年の経験からくる勘というのでしょうか、直感というのでしょうか、理屈だけではない“何か”があるのです。
念のため、最初にフィッティングしたものからもう一度試してみて、やっぱり2足目に試した方に決定しました。
ポワントに必要なトゥ・パッドや足首用のゴム、穴あきタイツなどが入った紙袋をしっかり持った生徒の、心の高揚感が伝わってくるような気がしました
私は自分では何がなんだか分からないうちにポワントを履かされていました。
「ポワントで踊るお姉様たちを見て憧れて、待ちに待ったポワント」
という感動の記憶が私にはありません
ポワントもメーカー2社各1種類ずつしか手に入らないような時代でした。
ですから、フィッティング、という考え方さえなかったんですね
「痛い」とか「硬い」とか「指が当る」とか、言ってはいられない…、
「あるもので踊れ…」
とね…。
ですから、いま、ジュニアの「初ポワント選び」に同行出来るのが、私にとってはとても幸せな感動の追体験?なんです
担当の方にマン・トゥー・マンでフィッティングをして頂いて、生徒の足に一番合うポワントを選びます。担当の方が
「足の指がトゥ・シューズの中で曲がりませんか?」
「痛いところはありませんか?」
「きついところはありませんか?」
「緩いところはありませんか?」
など色々と本人に聞きながら、ポワントを履いて床に立った状態、爪先で立った状態を順にチェックしていきます。
ここで私は考えるのです、初めてポワントに足を入れたとき、もしかしたら本人は
「“痛い”って、どのくらいのことを“痛い”っていうんだろう?」
「“きつい”って、どのくらいだと“きつい”になるんだろう?」
そのことを、担当者にどう伝えればいいのか、迷うかもしれないな、と。
同行のママにしても、ご自分がポワントで踊った経験がない限り、ポワントの中の足の感覚というのは想像がつかないでしょう 生徒が答えに迷って
「…う~ん…」
と首を傾げたときに、何と言ってフォローすればいいのか分からないだろうとも思います。それで、ジュニアの「初ポワント選び」には出来る限り同行するようにしています
昨日のフィッティングでは、まず初心者向きのポワントでフィッティング。
見た目にも、本人の感覚的にも悪くはなさそうです。
担当の方も「良さそうですね…」と判断してます。
もしもママと二人だけだったら、「じゃあ、これにしようか…」とかすかな不安を残しながらも、決めちゃったかもしれません…
「ちょっと○○○も試してみて」
と私が提案して、もう一足フィッティング。生徒が爪先で立った瞬間、
「これだ」
と。
これはもう長年の経験からくる勘というのでしょうか、直感というのでしょうか、理屈だけではない“何か”があるのです。
念のため、最初にフィッティングしたものからもう一度試してみて、やっぱり2足目に試した方に決定しました。
ポワントに必要なトゥ・パッドや足首用のゴム、穴あきタイツなどが入った紙袋をしっかり持った生徒の、心の高揚感が伝わってくるような気がしました
私は自分では何がなんだか分からないうちにポワントを履かされていました。
「ポワントで踊るお姉様たちを見て憧れて、待ちに待ったポワント」
という感動の記憶が私にはありません
ポワントもメーカー2社各1種類ずつしか手に入らないような時代でした。
ですから、フィッティング、という考え方さえなかったんですね
「痛い」とか「硬い」とか「指が当る」とか、言ってはいられない…、
「あるもので踊れ…」
とね…。
ですから、いま、ジュニアの「初ポワント選び」に同行出来るのが、私にとってはとても幸せな感動の追体験?なんです