グラン・ジュテ・アントルラセやグラン・ジュテ・アッサンブレ・アン・トゥールナンなどの跳ぶパの練習のために、予備動作の部分の練習をしました。
まずは1番アラベスク・ピケ、次にシャセで移動して、アッサンブレ・アン・ナヴァンを跳んだら5番ポジシオン・ドゥミ・プリエに着地、という一つの流れを練習します。(バレエをやったことのない人には何のことだか解らないですよね、ごめんね
)
右からの動き、左からの動きと何度も繰り返して練習。
そしてクラスが終わり、あとは生徒の皆さん思い思いに自習したりクールダウンをしたり。
その時、おさらいをしていたユミコが、
「センセイ、ピケの後のプリエの向きは、まだアラベスクの方向のままでいいんですよね?」
と訊いてきた
「そう、ピケした向きのままプリエに降りるの。軸脚をしっかりターン・アウトすると安定するわよ」
「あ、そうですね。ポジシオンが中途半端だからグラグラするんだ…」
「そう、そこでプリエを安定させれば、次の方向の切り替えがスムーズにできるからね…」
うぅっ、ユミコとこんな会話が出来る日がこようとは…!感動の涙が出そう…
ユミコが私のクラスでバレエを始めてから3年経ちました。
身体を動かす事があまり上手いほうではなく、ちょっとしたことでスグにパニクるタイプ…。
「センセイ、右手と左脚はどっちがルティレですか?」
「ナニィッ…!!」
そのくらいピントのズレたところのある子だったのに…
いまではトルソーのコントロールが安定し、伸びやかに脚が上がるようになり、1回転きちんと回れるようにもなりました。
トゥ・シューズで踊れるようになりたい
という彼女の夢は現実に近づきつつあります。それは私の夢でもあります
彼女の個性を活かすにはどんな踊りや役柄が似合うか、それを考えるのも楽しみになってきました。
「ユミコちゃん、ジゼル第1幕のペザントのヴァリアシオンなんか似合うかもよ」
「それって白いお衣装ですか?」
「ううん、村娘のスタイル」
「あぁ、そうなんだ。白い長いお衣装が着たいですぅ」
「あ~、ジゼルとかシルフィードとか、か?」
「そうですぅ、シルフィードとかぁ…、センセイが踊ったようなヤツ…!」
「そりゃチョット、タイプが違うでしょ」
やっぱり、まだチョット、ズレてるユミコなのでした
まずは1番アラベスク・ピケ、次にシャセで移動して、アッサンブレ・アン・ナヴァンを跳んだら5番ポジシオン・ドゥミ・プリエに着地、という一つの流れを練習します。(バレエをやったことのない人には何のことだか解らないですよね、ごめんね
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右からの動き、左からの動きと何度も繰り返して練習。
そしてクラスが終わり、あとは生徒の皆さん思い思いに自習したりクールダウンをしたり。
その時、おさらいをしていたユミコが、
「センセイ、ピケの後のプリエの向きは、まだアラベスクの方向のままでいいんですよね?」
と訊いてきた
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「そう、ピケした向きのままプリエに降りるの。軸脚をしっかりターン・アウトすると安定するわよ」
「あ、そうですね。ポジシオンが中途半端だからグラグラするんだ…」
「そう、そこでプリエを安定させれば、次の方向の切り替えがスムーズにできるからね…」
うぅっ、ユミコとこんな会話が出来る日がこようとは…!感動の涙が出そう…
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ユミコが私のクラスでバレエを始めてから3年経ちました。
身体を動かす事があまり上手いほうではなく、ちょっとしたことでスグにパニクるタイプ…。
「センセイ、右手と左脚はどっちがルティレですか?」
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「ナニィッ…!!」
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そのくらいピントのズレたところのある子だったのに…
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いまではトルソーのコントロールが安定し、伸びやかに脚が上がるようになり、1回転きちんと回れるようにもなりました。
トゥ・シューズで踊れるようになりたい
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という彼女の夢は現実に近づきつつあります。それは私の夢でもあります
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彼女の個性を活かすにはどんな踊りや役柄が似合うか、それを考えるのも楽しみになってきました。
「ユミコちゃん、ジゼル第1幕のペザントのヴァリアシオンなんか似合うかもよ」
「それって白いお衣装ですか?」
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「ううん、村娘のスタイル」
「あぁ、そうなんだ。白い長いお衣装が着たいですぅ」
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「あ~、ジゼルとかシルフィードとか、か?」
「そうですぅ、シルフィードとかぁ…、センセイが踊ったようなヤツ…!」
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「そりゃチョット、タイプが違うでしょ」
やっぱり、まだチョット、ズレてるユミコなのでした
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