思い立っていってみました、甲府の『武田神社』。
去年、何かのTV番組で武田信玄公が取り上げられていて、そのとき紹介されたのが『武田神社』だったの。
へえぇぇ~、と検索してみるとご利益は『勝運』『自分に勝つ』とやら…。
ふぅぅ~ん、“自分に勝つ”、大事なことじゃないのよ…、と思ったらちょっと気になったりしてて…。
で、昨日1月31日、行って参りました。
甲府駅からバスで10分足らずのところです。
なんたって月の最終日で月曜日、観光客がいなくてゆったり落ち着いた雰囲気の境内は、明るくて穏やかで空気が澄んでいる。
まずはご祭神様にご挨拶と御願いを…。
それから《宝物殿》を拝観。
運の良いことに『風林火山』の旗指物の実物を特別展示中でした。
古びて地色も茶色く変わり、文字もとても墨痕リンリとはいえなくなってたけど、やっぱり本物って何かしら迫力を感じさせますね。信玄公とともに幾多の戦場を駆け巡った旗指物ですもんねぇ。
面白かったのは《宝物殿》玄関前に設置された“おみくじ販売機”。
にゅぁんとっ、“獅子舞”がテケテンテンテン…と踊っているのでありました。
そのあとはお庭でのんびり、《水琴窟》に耳をよせたり、神楽殿=《甲陽武能殿》を拝見したり…。
お庭の植え込みの日当たりの好い場所では鶏が放し飼いに…。
「…えっ雉がいるの…」
とはじめに見たときはびっくりしたけど、よく見ればニワトリ。雉かと思っちゃうほど羽根の色が鮮やかでデコラティヴ。人が近くにいても気にならないのか、コッコッコッ…と勝手にのんびりしている様子。きっと神職の方のペットなんでしょうね、そうよね…きっと…。だってさ、次に行ったときに
「以前参じましたときにお庭にいたニワトリは今はどこに…」
「あぁ、あれね。あれは身が締まっててねぇ…」
く…喰ったのかぁ…っ、てなことになってたらヤじゃないの。だからペットよ、ペット。ま、まぁ、卵くらいは採るかもしれないけど…
なんてとぼけたことを考えたりもしながらバス停に向かう。
お堀に目をむけると
「ん…、あれは…」
遠くに見えるあの姿は…、あれは…、うん、間違いない、あれは
白鳥だぁ~、わぁぁ~~い
『己に勝てますように』とお参りに来て白鳥を見られるなんてぇ~~。なぁんて幸せ。神様、ありがとう
実はね、このお堀で面白いものも見た。
鴨が“足で歩いている”のです。お堀が凍っているので水に浮かんで泳ぐんじゃなくて氷の上を歩いているのね。
こういうときは鴨も
“冷てぇよぉ~”
なんて思ってんのかねぇ…。
さて、次の目的地へ…。次なる目的は《積翠寺温泉・要害》でお風呂に入ること。
バスに乗って終点《積翠寺》で降りる。降り際、運転手さんに
「要害はここ真っ直ぐでいいんですよね」
運転手さんはフッと私の脚のほうに視線を向けてから
「うん、そう、道なりに真っ直ぐ。まぁその脚じゃ20分くらいかなぁ…。気を付けて行きなさい」
ま、そりゃぁね、ブーツとはいえ8cmのハイヒール履いてりゃぁね。
しかし、運転手さんはワタクシの脚力を知らないワケだ。上り坂をワッシワッシと歩いて10分で《積翠寺温泉・要害》に到着。
あとはゆっくりお昼を頂いて、お風呂に入る。
重ねていうが月末最終日のその上月曜日である。人がいない。貸切状態で露天風呂を独占、満喫。
この《積翠寺温泉・要害》の近くの《要害城》で信玄公は生まれ育ったそうである。
山の上から甲府盆地を見遥かして育ったら、そりゃぁ器の大きい懐の深い人間になるだろうなぁ…なんて思ったりもしました。
見所満載・盛り沢山・豪華食事付きの旅行もそれなりに面白いと思うけど、こんな日帰りのプチ旅行も案外好いものだな、と気に入ってます。
去年、何かのTV番組で武田信玄公が取り上げられていて、そのとき紹介されたのが『武田神社』だったの。
へえぇぇ~、と検索してみるとご利益は『勝運』『自分に勝つ』とやら…。
ふぅぅ~ん、“自分に勝つ”、大事なことじゃないのよ…、と思ったらちょっと気になったりしてて…。
で、昨日1月31日、行って参りました。
甲府駅からバスで10分足らずのところです。
なんたって月の最終日で月曜日、観光客がいなくてゆったり落ち着いた雰囲気の境内は、明るくて穏やかで空気が澄んでいる。
まずはご祭神様にご挨拶と御願いを…。
それから《宝物殿》を拝観。
運の良いことに『風林火山』の旗指物の実物を特別展示中でした。
古びて地色も茶色く変わり、文字もとても墨痕リンリとはいえなくなってたけど、やっぱり本物って何かしら迫力を感じさせますね。信玄公とともに幾多の戦場を駆け巡った旗指物ですもんねぇ。
面白かったのは《宝物殿》玄関前に設置された“おみくじ販売機”。
にゅぁんとっ、“獅子舞”がテケテンテンテン…と踊っているのでありました。
そのあとはお庭でのんびり、《水琴窟》に耳をよせたり、神楽殿=《甲陽武能殿》を拝見したり…。
お庭の植え込みの日当たりの好い場所では鶏が放し飼いに…。
「…えっ雉がいるの…」
とはじめに見たときはびっくりしたけど、よく見ればニワトリ。雉かと思っちゃうほど羽根の色が鮮やかでデコラティヴ。人が近くにいても気にならないのか、コッコッコッ…と勝手にのんびりしている様子。きっと神職の方のペットなんでしょうね、そうよね…きっと…。だってさ、次に行ったときに
「以前参じましたときにお庭にいたニワトリは今はどこに…」
「あぁ、あれね。あれは身が締まっててねぇ…」
く…喰ったのかぁ…っ、てなことになってたらヤじゃないの。だからペットよ、ペット。ま、まぁ、卵くらいは採るかもしれないけど…
なんてとぼけたことを考えたりもしながらバス停に向かう。
お堀に目をむけると
「ん…、あれは…」
遠くに見えるあの姿は…、あれは…、うん、間違いない、あれは
白鳥だぁ~、わぁぁ~~い
『己に勝てますように』とお参りに来て白鳥を見られるなんてぇ~~。なぁんて幸せ。神様、ありがとう
実はね、このお堀で面白いものも見た。
鴨が“足で歩いている”のです。お堀が凍っているので水に浮かんで泳ぐんじゃなくて氷の上を歩いているのね。
こういうときは鴨も
“冷てぇよぉ~”
なんて思ってんのかねぇ…。
さて、次の目的地へ…。次なる目的は《積翠寺温泉・要害》でお風呂に入ること。
バスに乗って終点《積翠寺》で降りる。降り際、運転手さんに
「要害はここ真っ直ぐでいいんですよね」
運転手さんはフッと私の脚のほうに視線を向けてから
「うん、そう、道なりに真っ直ぐ。まぁその脚じゃ20分くらいかなぁ…。気を付けて行きなさい」
ま、そりゃぁね、ブーツとはいえ8cmのハイヒール履いてりゃぁね。
しかし、運転手さんはワタクシの脚力を知らないワケだ。上り坂をワッシワッシと歩いて10分で《積翠寺温泉・要害》に到着。
あとはゆっくりお昼を頂いて、お風呂に入る。
重ねていうが月末最終日のその上月曜日である。人がいない。貸切状態で露天風呂を独占、満喫。
この《積翠寺温泉・要害》の近くの《要害城》で信玄公は生まれ育ったそうである。
山の上から甲府盆地を見遥かして育ったら、そりゃぁ器の大きい懐の深い人間になるだろうなぁ…なんて思ったりもしました。
見所満載・盛り沢山・豪華食事付きの旅行もそれなりに面白いと思うけど、こんな日帰りのプチ旅行も案外好いものだな、と気に入ってます。