アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

稽古始め…♪

2012-01-08 11:08:29 | Weblog
昨日はアンサンブル・バレエ クラスも稽古始めでした。
こんにちは、おめでとうございます、と現れたリナ、あら、なんだか背が伸びたみたいだねぇ
腹ごしらえをしながらお正月のことなどをいろいろお喋り。
今年は中学生になるし、それもまた楽しみだね。
そして現在彼女と私には共通の話題がある、つまり『百人一首』と漫画『ちはやふる』
昨日もコミックス4~6を貸してもらった
お正月の風物詩として『百人一首』の大会をTVのニュースがちょこっと取り上げるのを見て、そういう“催し”がある、という程度には知っていたけれど、それが『競技かるた』という正式なものだということを知ったのは、リナ『ちはやふる』のことを聞いてから。
「“競技かるた”ってちょっとやってみたい気もする…」
「そうだねぇ、興味あるねぇ」
「でも一人だしぃ、どっかの会に入らないといけないかなぁとか考えるとぉ…ちょっと…」
「うん、そうねぇ…。でも始めたらリナも私も…ハマるかもなぁ…」
「うん…そうかもぉ…」
そしてバー・レッスン開始前のストレッチをしながら
「あ゛~、やっぱり固くなってる…、お正月の間なんにもしなかったから…
「あら、そう…?私は元日からストレッチと筋トレしてるからね、すぐ動けるよ
「げげ…っ
それでもちょっと試してみると、彼女、右も左もスプリッツはぴったりついている。そしてルティレ‐ルルヴェでのバランスも
「おお、いいじゃない…
バー・レッスンはしっかり身体を目覚めさせるためのアンシェヌマン。プリエや足首の運動やターン・アウト&インを丁寧に練習。
ルルヴェでのバランスも、もう一度しっかり自分の中心軸を探す。
「あのね、カンブレ・デリエールからエファッセの5番ポジシオン・ルルヴェにつなげるところはね…、カンブレでトルソーが後ろに引っ張られてズレると、次のルルヴェの引き上げのときに重心が後ろに引かれちゃうでしょ。だからね、まずカンブレ・デリエールのときに、すぐに後ろに、じゃなくて一旦斜め前の上に引き上げるような動線を意識するんだよ。トルソーを起こすときもその動線に沿って起きるの。そうすると5番ポジシオンのルルヴェが安定するから…」
と説明しながら見本をみせる。
はい、まずポワン・タンジュ・デリエールにして…そこからカンブレ……はい、ルルヴェ……と私のリードに合わせて彼女が身体を動かしていく。そして
「あ… 軽い…」
でしょぉ
バー・レッスン最後のグラン・バットマンは前に4回、横に4回、両手をバーに置いて後ろに8回バットマンをする。
あぁ、ついにその日が来た…
「リナ、右のデリエールは先生に追いついたね
「え、ホントぉ…、なんか今日は脚が軽い…
「うん、いいねぇ。あとほんのちょっとで180度だ…」
「へぇぇ~
少し休憩してセンター・レッスン。
まずは去年きっちり憶えたはずのポール・ドゥ・ブラ。1番から4番まで音楽に合わせて練習しましょう。

「あ゛ぁ~、新年そうそうから両腕がぴりぴりぃ~~
よぉし、正しく動かせている証拠だ。じゃ、左側も。

「あ゛ぁ~~
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
「…え゛…?2番プリエからピルエット…
そう。大事なポイントはね、と見本を見せながら説明して、右側のアンシェヌマンは一緒に練習。
うん。バットマンする脚が大分シャープに上がるようになったし、トルソーがブレなくなってる。アームスもしっかりホールドできてるわね。
「リナ、脚を上げるときのコントロールが分かり始めてるみたいだからね、今年はバンバン脚が上がるようになるよ。今年のテーマは脚を上げることと、ポール・ドゥ・ブラを正確に、だね」
「ん
来週からのレッスンがまたまた楽しみな、好い稽古始めでした。
コメント
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