アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

フェッテの基本の《基》です…♪

2015-01-12 09:12:50 | Weblog
稽古初めの後、今年の目標として掲げた事。
メグちゃんがグラン・ジュテ・アントルラセを跳べますように
そのためにはきちんとボディを作っていかなくちゃね。
見本を見せて“ホレ、こういうふうに跳びなってワケにはいかないのだな。
アントルラセを跳ぶために必要なコントロールのしかたを身体におぼえさせないと。
キレイな跳躍をするためには、身体のいろんな部分がそれぞれにコントロールされていないと、どこかに無理な負担がかかってしまうからね。
というワケで、
「いいかい?右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから、軸脚を90度回旋してフェッテ・アン・ドゥオール。バーの方を向いてポワン・タンジュ・デリエール…………、それからフェッテ・アン・ドゥダーンでもとのポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに戻る…………」
と見本を見せる。
「…っとぉ…ア・ラ・スゴンドから………………」
うん。
大事なポイントはね、
内腿とカカトを後からポン と押し出されるように軸脚を回旋させることが優先。
カカトの上に重心が落ちていると押し出せないから、重心は爪先の上に。
アン・ドゥダーンのときは、軸脚のカカトを引き過ぎないように気を付けること。
「…重心は爪先…、後ろから押し出す…………」
おぉ、いいよ。
その動き、その動き。
それがフェッテの基本の《基》です。
まず90度で正確に出来ないと180度なんてグズグズになっちゃうからね。
「アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンの区別がイマイチ自分のなかでは曖昧なんですけどぉ…
うん。
それはねぇ、軸脚を基準に動きを考えればいいのよ。
軸脚をさらに外旋させてターン・アウトをすすめるならアン・ドゥオール、内腿とカカトを引いて内旋する動きになるならアン・ドゥダーン
「あ、そうか、なるほど
では音楽に合わせてやってみましょう

おぉし、初めてにしてはなかなかの良い出来だ
そして、センター・レッスンの最後。
ポール・ドゥ・ブラの基本、1番から4番まで

あぁらぁ、エポールマンが随分キレイに決まるようになったじゃないのぉ。
先週アドヴァイスしたばっかり、たった1週間でそこまで出来るようになったのねぇ。
うん、キレイだ
また一つ、階段を上がったメグちゃんでした。
続いてアンチエイジング・レッスン
カヨさんの稽古初めです。
「あのねぇ、暮れに雪道ですっころんで、ココ打っちゃって…、ココ…
にゃにぃ
なぁんと、坐骨を強打したそうな…
様子をみながらストレッチ開始。
ん~、とくに問題はなさそうだね。
腹筋の筋トレ、体幹強化の筋トレ、背筋の筋トレ、腕と肩甲骨廻りのストレッチ。
最後に股関節回りのストレッチと体幹強化のためのストレッチ。
「これが一番難しいかもぉ
うん。
後に伸ばす脚の方は、腹筋から大腿四頭筋までをストレッチ、前で膝を曲げてる方の脚はふくらはぎとハムストのストレッチ、それが同時にはいってるからね。
次の後側の脚の膝を曲げて足首を持つストレッチは、脛の前側をストレッチしてるし、片手を上げてトルソーを回旋させるところは体幹のバランス力強化ね。
「おぉぉ、いろんな効果があるんだね
そうです、そうです
「山登りとかゴルフのときとか、体幹が強くなってるんだなって感じるときがある」
そうでしょ、レッスンの積み重ねが成果になっているのよ。
「今年もよろしくお願いします
もちろんでございます、お任せくださいませ
コメント
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