アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

いろはの“は”くらいから…♪

2024-10-01 10:48:22 | Weblog
9月16日にアンシャンテ原宿の発表会が無事に終演しましたけど、それから2週間経っても観に来て下さった友人知人が嬉しいお褒めの言葉を聞かせてくださいます。
先日も言いましたけど、プレリュードを踊ったヒメさんのそよぐようなアームスの動きを見て
「この人はセンセイのお弟子さんだって確信した」
とか、ペザントの女性ヴァリエーションを踊ったマリさん
「踊っているところの景色が見えるようだった」
という感想を聞かせていただき、まさに我が意を得たりって感じです
ふたりとも明らかに階段を数段上がったんですよね。
通常のクラスレッスンに戻り基本の≪基≫に忠実に大切にというところは変わらなくても、1年前と今とではやるべきことが変わっています。
よく物事に取り掛かるときに、いろはの“い”からとか“一”からなんて言い方をしますが、階段を上がったのだからいろはの“は”くらいから始めるのがいいんじゃないかなと考えています。
高難度で華やかなパに安易に挑戦して玉砕するよりも、初歩的なパであってもそれをいかに美しいものに磨き上げるか、大人のバレエで大事なのはソコだと思うんですよね…、掛け算九九が間違いなく出来なければ因数分解も三次関数も解けないのと同じでしょ。
ヒメさんマリさん、身長も違えば身体の柔軟性も違うし当然個性も違うからそれぞれの良い所をどう引き出すかどう伸ばすか、これからはそんなことにも目を向けていきたいなと考えています。
コメント
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