バーレッスン最初のプリエから
「プリエはお膝を深く曲げるというよりも、“股関節の屈曲から始まる”と考えてね」
と声を掛けながら一緒にやりました。
1番ポジシオンからのスロー・タンジュも5番ポジシオンからのバットマン・タンジュも、一つのタンジュごとにプリエを付けて、
動き始めはプリエから、動き収めもプリエに
が自然な動作となるように、いちいち考えなくても“そうなる”ようにと丁寧にやっています。
終盤のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールもこのところ毎回やっている順番で、
右脚前5番→右脚ルティレ→爪先を膝の真下まで離す→膝下をデヴロッペ→ルティレ→5番→プリエ→…………
と一つ一つの脚の位置を確認しながらです。
動作脚の動きに影響されてトルソーが傾いたり重心の位置がズレたりしないように気を付けることが大事…、動作脚を90度まで上げる必要もありません、60度でも十分です。
… … … … … … … …
おぉ、マリさん…、以前は動作脚の動きに押されてトルソーが逃げたりデヴロッペすると脚が下がったり、まぁあっちこっちブレたりしてたのに、脚の高さも変わらず真っ直ぐじゃない…いいですよぉ…
最後にグラン・バットマンはいつもと同じ順番で。
ここでもまた、マリさん、以前よりも脚がシャープにちょっと高く上がるようになってる…いいねぇ…
「このところ“股関節の屈曲を意識して”って言われてますけど、発表会明けに初めてそれを意識した日は股関節周りが筋肉痛になりましたから…、いままでちゃんと理解してやってなかったんだなぁって…」
あぁ、それならもう大丈夫だね、ターン・アウトももっとしっかり守れるようになるでしょう
バーレッスンのあと先にポワント・レッスンを。
軽い足慣らしをしたあと、マリさんに1番ポジシオン・ア・テールから左脚だけポワントにしてもらって、
「あのね、ポワントで立つってことはね、いまポワントしてる足を“トウシューズの中から引っこ抜く”ように引き上げるってイメージなの。そのためには脛の前側の筋肉を使う…、その筋肉を膝に向かって引き上げて、それをさらに内腿まで引き上げて、さらにさらにお腹で引き上げる…ってこと」
「あ~…引き上げるってそういうこと…、いままでお腹で引き上げるってことは意識してましたけど、どうすればいいんだろうって…、あぁ、そういうことなんだぁ…」
そう、そういうことです
では1番ポジシオンでゆっくりルルヴェをしてみましょう……、それから狭めの2番ポジシオン・シュル・レ・ポワントから右左交互に重心を移してピケしてみましょう……、って練習をして…。
「なんでしょう、爪先を押し付けてる感じがしない…」
はぁい、それが正解です
あとはその立ち方を忘れないようにね。
「で、ひとつだけ言っておくと、ヒメさんが立ち方を修正した次の日には脛の前面がバッリバリの筋肉痛になっちゃって1日大変だったそうだから万一ってことがあるかもしれない…ちょっとだけ覚悟しといてね」
「気合を入れてマッサージします」
だね。
「プリエはお膝を深く曲げるというよりも、“股関節の屈曲から始まる”と考えてね」
と声を掛けながら一緒にやりました。
1番ポジシオンからのスロー・タンジュも5番ポジシオンからのバットマン・タンジュも、一つのタンジュごとにプリエを付けて、
動き始めはプリエから、動き収めもプリエに
が自然な動作となるように、いちいち考えなくても“そうなる”ようにと丁寧にやっています。
終盤のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールもこのところ毎回やっている順番で、
右脚前5番→右脚ルティレ→爪先を膝の真下まで離す→膝下をデヴロッペ→ルティレ→5番→プリエ→…………
と一つ一つの脚の位置を確認しながらです。
動作脚の動きに影響されてトルソーが傾いたり重心の位置がズレたりしないように気を付けることが大事…、動作脚を90度まで上げる必要もありません、60度でも十分です。
… … … … … … … …
おぉ、マリさん…、以前は動作脚の動きに押されてトルソーが逃げたりデヴロッペすると脚が下がったり、まぁあっちこっちブレたりしてたのに、脚の高さも変わらず真っ直ぐじゃない…いいですよぉ…
最後にグラン・バットマンはいつもと同じ順番で。
ここでもまた、マリさん、以前よりも脚がシャープにちょっと高く上がるようになってる…いいねぇ…
「このところ“股関節の屈曲を意識して”って言われてますけど、発表会明けに初めてそれを意識した日は股関節周りが筋肉痛になりましたから…、いままでちゃんと理解してやってなかったんだなぁって…」
あぁ、それならもう大丈夫だね、ターン・アウトももっとしっかり守れるようになるでしょう
バーレッスンのあと先にポワント・レッスンを。
軽い足慣らしをしたあと、マリさんに1番ポジシオン・ア・テールから左脚だけポワントにしてもらって、
「あのね、ポワントで立つってことはね、いまポワントしてる足を“トウシューズの中から引っこ抜く”ように引き上げるってイメージなの。そのためには脛の前側の筋肉を使う…、その筋肉を膝に向かって引き上げて、それをさらに内腿まで引き上げて、さらにさらにお腹で引き上げる…ってこと」
「あ~…引き上げるってそういうこと…、いままでお腹で引き上げるってことは意識してましたけど、どうすればいいんだろうって…、あぁ、そういうことなんだぁ…」
そう、そういうことです
では1番ポジシオンでゆっくりルルヴェをしてみましょう……、それから狭めの2番ポジシオン・シュル・レ・ポワントから右左交互に重心を移してピケしてみましょう……、って練習をして…。
「なんでしょう、爪先を押し付けてる感じがしない…」
はぁい、それが正解です
あとはその立ち方を忘れないようにね。
「で、ひとつだけ言っておくと、ヒメさんが立ち方を修正した次の日には脛の前面がバッリバリの筋肉痛になっちゃって1日大変だったそうだから万一ってことがあるかもしれない…ちょっとだけ覚悟しといてね」
「気合を入れてマッサージします」
だね。