ついに完結しました。
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『十五夜草 <小烏神社奇譚>』 篠綾子著 幻冬舎時代小説文庫
シリーズ第1作目の『弟切草』から読んできましたが、この10作目で完結です。
舞台は寛永の頃の江戸、上野近郊にあるという小烏神社の若き宮司賀茂竜晴と彼の友人という立ち位置の医師立花泰山、竜晴に使える剣の付喪神抜丸と小烏丸、寛永寺住職の天海大僧正、旗本の伊勢貞衡を中心に様々な物語が展開されてきました
登場する付喪神も抜丸と小烏丸のほかに、伊勢貞衡が所持する弓矢の付喪神であるアサマ、尾張家が所有する名刀の付喪神であるおいち、土岐家所有の名刀の付喪神である獅子王が折々に活躍します…、ちなみにアサマは鷹、おいちは猫、獅子王は大型犬です
そうそう、宇迦御魂の眷属である狐の玉水もいます。
江戸城近郊で出来した事件や平家物語に出てきた人物がさまよい出て来たり、御伽草子に絡んでいたり、ついには鵺退治で時空を越えたり…、最後には平将門公の霊までが…。
宮司賀茂竜晴とは何者なのか、付喪神抜丸と小烏丸の真の本性は…
とても後味の佳いファンタジーでした
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『十五夜草 <小烏神社奇譚>』 篠綾子著 幻冬舎時代小説文庫
シリーズ第1作目の『弟切草』から読んできましたが、この10作目で完結です。
舞台は寛永の頃の江戸、上野近郊にあるという小烏神社の若き宮司賀茂竜晴と彼の友人という立ち位置の医師立花泰山、竜晴に使える剣の付喪神抜丸と小烏丸、寛永寺住職の天海大僧正、旗本の伊勢貞衡を中心に様々な物語が展開されてきました
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登場する付喪神も抜丸と小烏丸のほかに、伊勢貞衡が所持する弓矢の付喪神であるアサマ、尾張家が所有する名刀の付喪神であるおいち、土岐家所有の名刀の付喪神である獅子王が折々に活躍します…、ちなみにアサマは鷹、おいちは猫、獅子王は大型犬です
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そうそう、宇迦御魂の眷属である狐の玉水もいます。
江戸城近郊で出来した事件や平家物語に出てきた人物がさまよい出て来たり、御伽草子に絡んでいたり、ついには鵺退治で時空を越えたり…、最後には平将門公の霊までが…。
宮司賀茂竜晴とは何者なのか、付喪神抜丸と小烏丸の真の本性は…
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とても後味の佳いファンタジーでした
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