アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― 舞台写真が…♪

2024-10-10 10:24:05 | Weblog
スタジオに入ったら発表会の舞台写真の見本が届いていました。
ヒメさんマリさんの分が気になるから早速ページを捲ってみると…、
おぉぉ…、いいねぇ…これこれ、コレよぉ…
わぁぉ…、キレイだねぇ…絵になるねぇ…
って写真が沢山ありました
さて、バーレッスンのあとにポワントのレッスンを。
今週からマリさんがポワントのメーカーを変えて新しいものにしたので、まずは正しい足の使い方や立ち方をしっかりと練習しなくちゃね。
きちんとドゥミを通すこと、フルポワントで立ったときにどこに重心を置くか、圧し潰す方向に立つのではなく引き抜くイメージで立つ etc.etc.
①ブーレを一歩一歩ゆっくりと;確実に5番シュル・レ・ポワントにひきつけること
②ピケ-ルティレをドゥ・コーテで;軸脚のトウの真上に重心を引き上げること
③ピケ-ルティレをアン・ナヴァンで;ピケしたとき骨盤を後ろに引かないこと
「あらぁ~、ピケ-ルティレしてキュっと骨盤をひいてるよ…あ~アンサンブル作品の後遺症かねぇ…ヒメさんもちょび~っと引きずってたけど…
「はははぁ…、けっこう気合を入れて練習しましたからねぇ…
なぁんてこともありながら…、ファイィの基本の≪基≫を練習。
センターではタン・リエ-ピケの練習、それから
「“シンバシへの道”をどうぞ
「うぅ~、いつシンバシから卒業できるのやら…、せめてパリの下町くらいでもいいから…
そうだよねぇ、はい、どうぞ

あらぁ~、それじゃまだシンバシ界隈をふらついてるわ…。
あのね、股関節から上のトルソーを銀のお盆に乗せてグっと持ち上げて浮かせる、とイメージ
してごらんなさい…浮かせたトルソーの下で脚が交互に軽く動くイメージ
どうぞ

おぉぉ、いいですよぉ…、ちょいとシンバシから離れたかも
ポワントのメーカーを変えて正解だったね
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フラワーボールっていうのかな…素敵…♪

2024-10-08 11:11:53 | Weblog
先日素敵なプレゼントを頂いたんです。

     

フラワーボールっていうんでしょうか、繊細な素材で作られたお花をボール状に纏めた吊るし飾りです
ソラフラワーという工芸品(?)
タイの水田に稲と一緒に生えてくるソラというマメ科の植物を原材料として手作業でお花の形に仕上げていくのだそうです。

     

専用のフレグランスで香りづけ。
下を通るたびに優しい香りがして気分が華やぎます
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金曜日のアンシャンテ ― 新しいパに少しずつ挑戦…♪

2024-10-06 13:11:49 | Weblog
いつもの通りバーを使って軽い足慣らしやパの基本の《基》を練習したあとセンターで
まずはタン・リエ・シュル・レ・ポワントを、そのあとファイィの練習を。
右脚前5番クロワゼ→右脚ピケ-アラベスク→90度方向転換→左脚を下し1番ポジシオンを通過して左前大きい4番クロワゼ→右後ろ5番に引きつけて5番ルルヴェ→左脚ピケ-アラベスク→90度方向転換→右脚を下し1番ポジシオンを通過して右前大きい4番クロワゼ→左後ろ5番に引きつけて5番ルルヴェ⇒…………
というシンプルなアンシェヌマンで。
5番ルルヴェのときアームスはアン・オーに。
ではどうぞ

あ~、待て待て待て…、
「最初のピケ-アラベスクでいきなりエファセを向いたら、それはファイィじゃなくてただのピケ-アラベスクだよ…、まずきちんとクロワゼにピケ-アラベスクしないと」
「あ… クロワゼ-アラベスクで1回停める感じ…?」
「いや、停まる必要はないけど、クロワゼ-アラベスクで完結しそうだったので危ういところで切り換えましたぁって感じの方向転換
「ほぉぉぉ…」
改めてどうぞ

う~ん、肩がに力が入っちゃって動きが固い…、ちょっとコワイのかな…。
「なんかちょっと、その…
「…あ゛っ…そぉいえばファイィをセンターレッスンで、バレエシューズで練習したことなかったんだっけ…、いきなりポワントでやれって言ってるわけか…」
「そうです、まだバレエシューズでやってません」
あら、ごめ~ん
でもねヒメさん、方向転換して大きい4番クロワゼに下りたときのポジシオンや5番ルルヴェの視線の向き etc.etc. ちゃんと踊り=“見せる動き”になってるわよ
たしかに階段を数段上がったんだなぁと嬉しく思います
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金曜日のアンシャンテ ― 久しぶりに体験の方も…♪

2024-10-05 10:07:16 | Weblog
昨日は体験レッスンの方が1名参加して下さいました。
Oさんは小学生の頃にバレエを習っていて、それからかな~りのブランクがあるとのことでしたが、身体を動かすこと自体はお好きなんですって。
プリエ、スロータンジュ、バットマン・タンジュとバーレッスンを進めていきましたが、ときどき立ち方や姿勢を修正してあげるだけでOさんには目立つようなイケナイ癖などはありませんでした。
それよりも…、
「ヒメさん、みぞおちが開いて上体が少し後ろに引かれてるよ」
「え…っ、あ…あぁ…
とスグにトルソーを修正する彼女。
「アンサンブル作品を踊るためにかなりアイソレーションなんか練習したからねぇ…、その後遺症かねぇ…
「ねぇ…、何年もかけてコントロールすることを身に付けたのが、たった数か月のことで抜けちゃったらイヤですねぇ…
なぁんてこともありながら…。
センターレッスンはタン・リエのシンプルなアンシェヌマンから。
重心移動をきちんとしましょう、重心移動のあとポワン・タンジュに残した脚のターン・アウトを守りましょう。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンを練習してからピルエット・アン・ドゥオールの基本の基の《基》を練習。
Oさんの4番ドゥミ・プリエでのプレパラシオン、重心を置く位置をちょっと修正。
4番ポジシオンの足の間隔が広くなり過ぎないように
後ろ側の足に重心を落とさないように
というようなことです
ヒメさんはね、
「これまではルティレするときに膝下の引き上げを素早くってことを注意してきたでしょ…、膝下が後ろにはねて腿がイン転したりしないためにも“末端を”って注意してきたけど、これからはね“股関節の屈曲でルティレに引き上げる”って考えて」
はい、どうぞ

おぉ、そうです、ソレですよ
「1回転が完了するまでルティレの脚を落とさないってこと、分かりました…、股関節からルティレを引き上げておくんですね」
そういうコトです
ピケ-アラベスクのシンプルなアンシェヌマンや基本のポール・ドゥ・ブラを練習してレッスン終了~…、体験レッスンのOさんはお疲れさまでした、また来てね~
ヒメさんはポワント・レッスンに突入です🩰
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水曜日のアンシャンテ ― 久~しぶりのマンツーマン…♪

2024-10-03 11:03:54 | Weblog
バーレッスン最初のプリエから
「プリエはお膝を深く曲げるというよりも、“股関節の屈曲から始まる”と考えてね」
と声を掛けながら一緒にやりました。
1番ポジシオンからのスロー・タンジュも5番ポジシオンからのバットマン・タンジュも、一つのタンジュごとにプリエを付けて、
動き始めはプリエから、動き収めもプリエに
が自然な動作となるように、いちいち考えなくても“そうなる”ようにと丁寧にやっています。
終盤のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールもこのところ毎回やっている順番で、
右脚前5番→右脚ルティレ→爪先を膝の真下まで離す→膝下をデヴロッペ→ルティレ→5番→プリエ→…………
と一つ一つの脚の位置を確認しながらです。
動作脚の動きに影響されてトルソーが傾いたり重心の位置がズレたりしないように気を付けることが大事…、動作脚を90度まで上げる必要もありません、60度でも十分です。

おぉ、マリさん…、以前は動作脚の動きに押されてトルソーが逃げたりデヴロッペすると脚が下がったり、まぁあっちこっちブレたりしてたのに、脚の高さも変わらず真っ直ぐじゃない…いいですよぉ…
最後にグラン・バットマンはいつもと同じ順番で。
ここでもまた、マリさん、以前よりも脚がシャープにちょっと高く上がるようになってる…いいねぇ…
「このところ“股関節の屈曲を意識して”って言われてますけど、発表会明けに初めてそれを意識した日は股関節周りが筋肉痛になりましたから…、いままでちゃんと理解してやってなかったんだなぁって…
あぁ、それならもう大丈夫だね、ターン・アウトももっとしっかり守れるようになるでしょう
バーレッスンのあと先にポワント・レッスンを。
軽い足慣らしをしたあと、マリさんに1番ポジシオン・ア・テールから左脚だけポワントにしてもらって、
「あのね、ポワントで立つってことはね、いまポワントしてる足を“トウシューズの中から引っこ抜く”ように引き上げるってイメージなの。そのためには脛の前側の筋肉を使う…、その筋肉を膝に向かって引き上げて、それをさらに内腿まで引き上げて、さらにさらにお腹で引き上げる…ってこと
「あ~…引き上げるってそういうこと…、いままでお腹で引き上げるってことは意識してましたけど、どうすればいいんだろうって…、あぁ、そういうことなんだぁ…
そう、そういうことです
では1番ポジシオンでゆっくりルルヴェをしてみましょう……、それから狭めの2番ポジシオン・シュル・レ・ポワントから右左交互に重心を移してピケしてみましょう……、って練習をして…。
「なんでしょう、爪先を押し付けてる感じがしない…」
はぁい、それが正解です
あとはその立ち方を忘れないようにね。
「で、ひとつだけ言っておくと、ヒメさんが立ち方を修正した次の日には脛の前面がバッリバリの筋肉痛になっちゃって1日大変だったそうだから万一ってことがあるかもしれない…ちょっとだけ覚悟しといてね
「気合を入れてマッサージします
だね。
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いろはの“は”くらいから…♪

2024-10-01 10:48:22 | Weblog
9月16日にアンシャンテ原宿の発表会が無事に終演しましたけど、それから2週間経っても観に来て下さった友人知人が嬉しいお褒めの言葉を聞かせてくださいます。
先日も言いましたけど、プレリュードを踊ったヒメさんのそよぐようなアームスの動きを見て
「この人はセンセイのお弟子さんだって確信した」
とか、ペザントの女性ヴァリエーションを踊ったマリさん
「踊っているところの景色が見えるようだった」
という感想を聞かせていただき、まさに我が意を得たりって感じです
ふたりとも明らかに階段を数段上がったんですよね。
通常のクラスレッスンに戻り基本の≪基≫に忠実に大切にというところは変わらなくても、1年前と今とではやるべきことが変わっています。
よく物事に取り掛かるときに、いろはの“い”からとか“一”からなんて言い方をしますが、階段を上がったのだからいろはの“は”くらいから始めるのがいいんじゃないかなと考えています。
高難度で華やかなパに安易に挑戦して玉砕するよりも、初歩的なパであってもそれをいかに美しいものに磨き上げるか、大人のバレエで大事なのはソコだと思うんですよね…、掛け算九九が間違いなく出来なければ因数分解も三次関数も解けないのと同じでしょ。
ヒメさんマリさん、身長も違えば身体の柔軟性も違うし当然個性も違うからそれぞれの良い所をどう引き出すかどう伸ばすか、これからはそんなことにも目を向けていきたいなと考えています。
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