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PCRが見つけているんは本当にコロナか?・・・特異度99%

2021-01-11 07:27:00 | 新型コロナウイルス
 

■ 普通の風邪コロナウイルスはPCR検査で陽性になるのでは? ■

PCR検査の陽性者がウナギの乗りですが、街中や電車の中で咳き込む人は、昨年の1ー3月に比べると非常に少ない。本当にコロナが流行しているのか・・・私は少し疑問に思っています。

そこで先日のPCR検査が陽性判定してしまうウイルスや細菌をもう一度見てみましょう。

インフルエンザ A型
インフルエンザ B型
RSウイルス B型 (普通の風邪のウイルス)
RSウイルス タイプ3 タイプ7 (普通の風邪のウイルス)
パラインフルエンザウイルス  (インフルエンザとは別の風邪様、インフルエンザ様症状)
マイコプラズマ (肺炎を起こす細菌)
肺炎クラミジア (肺炎を起こす細菌)

これ、意外な事に新型コロナウイルスの最も近縁である普通の風邪コロナのウイルスが入っていません。これは不自然です。もしかすると風邪コロナに対してはかなりの高率で陽性を示すのでは無いか?

■ コロナ以外のウイルスに陽性反応を示す場合、特異度はどうなるのか? ■

現在使用されてうるPCR検査キットの特異度は99%です。このキットが陽性を示すウイルスや細菌に感染していない人が100人検査をして一人の擬陽性が出る。

問題は、仮にこのキットが陽性を示す新型コロナ以外の感染症に感染していた場合で、どの程度の確率で陽性になるのか、説明書には書かれていません。日本はアメリカでは増幅回数を40回程度とする事で、ギンギンに検査の感度を高くしていますから、コロナ以外のウイルスや細菌で陽性反応を示す確率も高くなっているはずです。(WHOは増幅回数が多すぎると警告しています)

確かに新型コロナウイルスの感染は、インフルエンザや他の風邪コロナウイルスの感染を抑制しますが、それらの感染が皆無という訳ではありません。風邪コロナは冬季に流行します。

特異度99%というのは、このキットで陽性反応を示す他のウイルスや細菌も全く無い状態の数字ですので、実際に新型コロナウイルス以外で陽性を示すケースは100人に一人よりは増える可能性が高い。

尤も、現在の優勢は新型コロナウイルスには変わりは無いので、8割程度は新型コロナを検出していると見るべきなのかも知れません。

■ 何度も感染するから、何回でも新型コロナウイルス騒動は起こす事が可能 ■

新型コロナウイルスの第三波などと呼ばれる今回の感染拡大。多分、第一波で感染した人もでウイリスが体内に侵入したらPCR検査で陽性反応が出るでしょう。

新型コロナウイルスは無症状や軽症では抗体が作られません。但し、T細胞などが免疫を記憶しているので、普通は1度感染すればある程度の免疫が獲得できます。

しかし、二日酔いなどで免疫が低下すると再び感染する可能性が有ります。これは特別な事では有りません。普通の風邪コロナと同じだと思えば良いのです。風邪は身体が冷えた時や、二日酔いの時に掛かり易い。

多分、ワクチンを接種してもインフルエンザ同様に有効は3カ月から6カ月でしょうから、ワクチンを接種しても翌年の感染リスクはそれなりに高い。インフルエンザなどはワクチンを毎年接種している人が、毎年インフルエンザに罹ったりします。現在インフルエンザのワクチン接種の推奨理由は「症状を軽くする」という点にあり、「感染を予防する」訳では有りません。

結局、大規模なPCR検査を続ける限り、新型コロナウイルス騒動は何年でも何度でも作り出す事が可能です。新型コロナ騒動はPCR検査が作り出した悪夢なのです。


とうとう白旗を揚げた東京都・・検査は高齢者を優先

2021-01-11 06:53:00 | 新型コロナウイルス
 

■ 東京都が白旗を揚げた ■


新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都は、感染者の感染経路や濃厚接触者を調査する「積極的疫学調査」を、高齢者が多数いる場所など重症化リスクの高い対象に絞る方針だ。「日本経済新聞から一部引用」


「感染経路を徹底的に洗い出す事で感染拡大を防ぐ」としていた東京都が、PCR検査の陽性者が増え過ぎて白旗を揚げました。

そもども、60才以下の健康な人にとって風邪程度の脅威でしか無い新型コロナウイルスに対して、PCR検査の陽性者を感染症病床や、感染者用の施設に収容する事自体がナンセンスでした。元々、厚労省は「症状がある人は自宅で療養」すれば良いと言っていた。

結局、現在の医療崩壊の原因は、PCR検査を増やし過ぎた事が原因で、見逃しても何ら問題の無い60才以下の健康な陽性者への対応、マンパワーを浪費していたに過ぎません。

■ 政治的点取りが招いた愚策 ■

東京都の小池知事は政治的な空気を読む事が上手い。東京オリンピックの延期が決まるまでは国の方針に従ってPCR検査数を抑制して、新型コロナウイルスの感染拡大を隠していました。しかし、中止決定以降は手のひらを返した様に、積極検査に変更し、緊急事態宣言を出す様に国に迫った。

「都民や国民の命を守る小池都知事 VS 国民の命を軽んじる安倍首相」という図式を見事に作り上げた。今回も同じことを菅政権に対して仕掛けました。

「こんなに感染者が増えているのだから・・・」というのが国への圧力の理由でした。しかし、感染者があまりにも増えてしまい、収容施設を調整したり、感染経路を追跡する保健所職員のキャパを越えてしまった。

本当に追跡が必要なのは、高齢者施設や病院のハズなのに、或いは、優先的に医療施設に収容したり、電話で安否確認をするべきは60才以上の高齢者なのに、無駄に大勢の若い感染者の対応をするあまり、これらのハイリスクの方の本当の危機を見逃してしまった・・・。

■ 医療キャパを越えればトリアージが必要になる ■

今回の決定は一種の「トリアージ」です。感染しても重症化リスクの少ない若年層を追跡調査の対象から外しました。

仮にこれ以上PCR検査陽性者が増え続けるならば、次はほとんど重症リスクの無い40才以下の健康な人のPCR検査に何らかの規制を設けるかも知れません。現在、PCR陽性者の多くを占める若年層のPCR検査を中止すれば、貴重な医療資源やマンパワーをハイリスク対策に集中出来ます。

しかし「トリアージ」は政治的にはマイナスになります。コロナは怖いと洗脳された若年層が「オレ達を見殺しにするのか」と言い始めるからです。

発信力の有る小池都知事の事ですからフリップボードなどを用いて、都民に「若い人は感染しても大丈夫」と説得するのでしょうが、そうなると「コロナはとっても危険」だとして経済活動をここまで抑制する必要は無かったという批判にさらされる事になります。

■ 無駄に騒ぎを多くくしたのは小池知事とマスコミ ■

そもそも、感染初期の国の対策は全くもって正しかった。PCR検査数をいたずらに増やさない為に、発熱しても自宅療養をさせ、PCR検査へのハードルを高くしていました。一方で、高齢者や基礎疾患のある人はハイリスクだから注意が必要と訴えていた。厚労省は高齢者施設などの適格な感染予防の指導も行っていました。

この均衡を破ったのは、小池知事とマスコミです。都はPCR検査を増やす様に医療機関に要請し、マスコミも「日本のPCR検査数は少なすぎる」と報じ続けた。

■ 総括される事なくウヤムヤにされていう責任 ■

60才以下の日本人にとってチンケな風邪に過ぎない新型コロナウイスによって日本の経済はズタボロにされました。飲食店を始め宿泊施設などの経営が行き詰まっています。今後は大型倒産も増えるでしょう。小売りの売り上げも壊滅的です。アパレル業界などは撤退が相次いでいます。

これから、百貨店やファッションビルなどは「空き売り場」が増えて来ます。いえ、既に撤退テナントの後が決まらずにスカスカになっています。

この様に新型コロナウイルスの対応を過剰にした為に、日本経済は回復する事の出来ない痛手を負いましたが、この責任は過剰な対策を迫った小池知事やマスコミにあります。ただ、その責任は決して追及される事は無いでしょう。

本来なら国民が冷静に状況を把握して、ヒステリックにコロナを恐れる事をしなければ良いだけですが・・・マスコミを妄信する国民にそれは不可能です。