人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

ヤビツ峠・・・リベンジ予告

2016-03-19 19:19:00 | 自転車/マラソン
 

すみません、バックに中島みゆき様の『ファイト』を流しながらお読み下さい。


みゆき様はネットにアップされていなので、マッキーバージョンで。









あたし、昨日気付いちゃったんです。


googleで「 ヤビツ峠 ヒルクライム」 とか


「ヤビツ峠 斜度」 とか検索すると


『人力でGo』がgoogoleトップに出て来てしまう事をぉ・・・。






何だか、拍手はソコソコに頂いていますが・・・


多分、川で泳いじゃった事に対する拍手なんでは無いかと・・・・。


悔しさを握りしめぇ過ぎたぁーーー


拳の中、爪が突き刺さる・・・(ウソ・・結構嬉しい)





あたし本当は目撃したんです


山で出会うヒルクライマー達がメチャクチャ速い事をぉーー


大人と子供程の違いが・・・


彼らとあたしの間にあるぅーー事をーー






あたし、驚いてしまって


頑張りもせず、逃げてました・・・


だだ、恐くてペダルを緩めました・・・


あたしの敵は、あたしーーですぅーーーー







ファイト!!  戦う自分の為にーーー


頑張れない50歳を振る立たせーーー!!


ファイト!!


冷たい水には入らないけどーーー


震えながら、登ってゆけーーーー!!










てな訳で、明日は関東のヒルクライムのメッカ、ヤビツ峠に挑みます。・・・多分


そして相棒はキミに決めた!!



CANONDALEのシングルギアー CAPO 君だ!!


・・・・おいおい蓑毛の劇坂で撃沈確実のウケけ狙いじゃないか・・・・。




FRBの利上げに翻弄されるリスク市場・・・船は既に沈み始めている

2016-03-15 07:26:00 | 時事/金融危機
 

■ 米国債金利の上昇は、ジャンク債市場の崩壊によって米株市場を脅かす ■

年初来の米株の下落は「リスクオフ」の一言で片づけられていますが、実はもっと構造的な要因で下げたいます。

米株を吊り上げていたのはアメリカの好景気ばかりではありません。超緩和的金融政策によってジャンク債市場を始め社債市場の金利が異常に低下していたので、米企業は社債市場で低利の資金を調達して自社株を買い上げていました。

株は配当などのコスト(金利)が発生しますから、金利の安い社債発行の資金で自社株を買えば金利コストも削減されますし、株価も上昇して一石二鳥です。ダウを始めとする米株が市場最高値を更新し続けてた背景には、「超低金利による自社株買い」が存在していたのです。

FRBは政策金利を0.25%引き上げましたが、「金利が上がる」というシグナルに社債市場は敏感に反応します。さらに折からの原油安シェール企業を始めとするエネルギー関連企業のジャンク債の金利が跳ね上がっていた時期に重なるので、社債市場の金利は当然上昇に転じます。これによって米株高を演出していた「自社株買い」の歯車が狂います。これが年初来の米株下落の原因です。

■ FRBの3月利上げは無いと見て相場が戻った ■

先日のECBの追加緩和は期待通りでしたが、サプライズでは無かったので市場に大きな影響を与える事は出来ませんでした。しかし、先週末から欧米を中心に株価が上昇に転じています。これはECBの政策に反応したのでは無く。FRBが3月の利上げを見送ると市場が読んだ為でしょう。

世界の市場は日銀やECBの追加緩和にはネガティブに反応し、FRBの利上げ延期にはポジティブに反応する「クセ」が付いてしまった様です。

■ FRBの利上げペースが鈍れば円高が加速する? ■

FRBは年内にもう一度0.25%程度の利上げを実施するでしょう。その為に5月末から6月に掛けて世界の市場は再び混乱します。(逆に言えばそれまでは比較的平穏かと)

市場は利上げを嫌いますから、6月を前にドル安という圧力を掛けるかも知れません。当然円高が加速して、110円/ドルを割り込む事になれば日本株は大きく売られます。

■ 安倍政権は「増税延期と補正予算」で選挙に挑む ■

ポピィリズム(大衆迎合)を絵に描いた様な安倍政権は世界的なリスクオフの流れも利用して「消費税増税延期と補正予算」を占拠の目玉に据えて来ると思われます。ここには金融緩和への反省も、日本株を買い上げた反省も存在しません。ただただ、「世界的な景気後退によって日本の経済も危険な状況になりつつある」事を理由に、前出の政策を前面に出して集票するでしょう。

これで自民党が国会で安定多数を独占すれば・・・後は野となれ山となれ・・・。

■ どこかでオカシイと気づくはず ■

世界景気は徐々に冷えながらもFRBの利上げに一喜一憂します。市場のボラティリティーは確保されますから、上手く波に乗ればそこそこ稼げる展開が続きます。

しかし、徐々に人々は気付き始めます。「何かオカシイ」と・・・。

これはイス取りゲームのイスが減っていく事に近い状況ですが、ボラに踊らされている間に目先の効く資金は市場から徐々に引き上げられ、安定的な資金が抜ける事で、市場変動の振幅がどんどん大きくなるのです。

既にその兆項は十分現れていて、山っ気たっぷりな投資家達が支配する現在、日経平均もダウもかなり荒い値動きになっています。

そうしていう内にも、エネルギー関連のジャンク債が破綻し、新興国市場がどんどんと崩壊して行きます。その影響が米国内に波及し始めた時・・・世界は「金融緩和バブル」の崩壊を目の当たりにするはずです。

巨大銀行が投資部門を急激に縮小していますが、最後まで船に残ったネズミはイス取りゲームに気を取られて船が沈み掛けている事に気付きません。

気分はカリフォルニア・・・春はすぐそこ

2016-03-13 04:34:00 | 自転車/マラソン
 
■ 春近し、未だ寒むけり ■



暖冬と言われた今年の冬ですが、年が明けてからは寒かった。東京の桜の開花予測は3月25日ですが、3月12日の本日は真冬が戻って来た様な寒さ。もう片付けようかと思っていた真冬のウエアーを着込んで、鴨川を目指します。

相棒は先日ヤフオクで落札してしまったシングルギアーバイク。思いきりペダルを回せば短時間なら40Km/h以上の速度で国道の車の流れに乗れますが・・・なんだかハムスターが滑車を回している気分で・・・。フロントのギアーを48Tに変えたくなってきました・・・。

追い風という事もあって、あっさりと養老渓谷に到着。途中、小湊鉄道の線路沿いに菜の花畑が広がっています。丁度、汽車が来る時刻なのか、カメラを手にした方が十数人、列車が来る方を見つめています。程なくして、一両編成の汽車が視界に入って来ます。黄色の菜の花畑の中をユルユルと走る様は、まるで鉄度模型のジオラマを見ている様な光景です。



■ 山を越えたら春の日差しだった ■

先日までの暖かさを忘れたかの様に、真冬を思わせる曇天からポツリポツリと雨粒が落ちてきました。本格的に降られる前に鴨川に到着したかったので、養老清澄ラインで鴨川を目指します。

四方木集落の辺りからブルベの一団とすれ違います。清澄山を海側から登っ来たのでしょう。先頭と後続は随分距離が離れています。皆さん、自分のペースでゴールを目指しています。

清澄山の山頂を越えると天気は一変して青空が広がります。気温は高くはありませんが、日差しは春を感じさせます。本日の海は「紺碧」という言葉が良く似合う深い青色。

鴨川の前原海岸で、自転車の写真を撮りました。「HAND MADE IN AMERICA」と誇らしげに車体に書かれたCANONDAL の CAPOは、キャノンデールの最後のアメリカ生産の時期に製造された車体です。この後、キャノンデールは生産を台湾に写し、現在は台湾企業のメリダの資本傘下に入っています。

アメリカン・レッドの車体は青い海を背景にすると、カリフォルニアーの雰囲気を漂わせます・・。





■ 本日の目的は日本酒 ■

実は本日の目的は日本酒を買う事。先週、「腰古井」の吉野酒造を訪れながらもリュックサックを背負っていなかったので、買う事が出来ませんでした。

そこで、本日はリュックを背負っています。娘のアパートに寄ったら勝浦まで海沿いを北上して「東灘(あずまなだ)酒蔵」の「鳴海(なるか)」を買う予定。バレンタインのお返しに酒好き女子用にも調達するつもり。

しかし、娘のアパートに着いて最初に命ぜられたのが、娘の自転車のパンク修理。これはチャッチャと終わりましたが、油と砂でドロドロになったチェーンとスプロケを見たら・・・我慢ならずに一コマ一コマ綺麗にしてしまいました。これ、自転車乗りの本能みたいなもので、汚れたチェーンの存在が許せません。

結局、昼飯をノンビリ食べてビールを一杯飲んだら、日没までに勝浦に着けない時間に・・・。そこで、鴨川駅前のイオンで日本酒を調達する事にします。

実はここのお酒売り場、千葉の地酒が充実しています。久留里の藤平酒造の「福祝」は千葉県で一番との呼び声も高いのですが、これが普通に手に入ります。地元の亀田酒造に銘柄はほぼ全て揃っていますが、勝浦の「腰古井」、九十九里の「梅一輪」、御宿の「岩の井」など外房一帯の地酒が豊富です。

色々迷ってこんなお酒を購入します。



先週おじゃました勝浦の吉野酒造が売り出している大吟醸日本酒で漬けた梅酒です。さっぱりして飲みやすいという評判をネットで良く見かけるので、女性向きには良いかも知れません。カミサンにも1本購入してリュックサックは日本酒でパンパン。

帰宅すると、カミサンは「お待ちかねモード」。
冷やした方が美味しいので、ワインクラーで冷やしていただきます。

「・・・あれ、普通に梅酒じゃん」というのが率直な感想。ただ、確かいサッパリしていて、スルスルと呑めてしまいます。カミサンは氷を入れていますが、食前酒として小さなグラスでストレートがお勧め。旅館で出て来る様な感じでね。

日本酒の梅酒は近年、色々な酒蔵が出している様ですが、「福祝」の藤平酒造も「古酒梅酒」なる物を出しているとか。こちらは結構独特な味わいなのだとか。今度、久留里で見つけてみようと思います。

千葉には小さな酒造が沢山有りますが、どれも個性的で自転車旅行の楽しみの一つです。実際の蔵元を訪れた後では味わいが違って感じられるから不思議です。

ただ・・・試飲しちゃうと自転車に乗れないので、これ一種の拷問に近いものが有るのですが・・・。




おいしい所を何度も通貨させると旨みが増す・・・日本株

2016-03-09 09:35:00 | 時事/金融危機
 

日本株は18000円から15000円の間を行ったり来たりしています。17000円、16000円の節目節目を何度も通過していますが、これは外国人投資家にとってはオイシイ。

株価を支えたい国内勢はどうにかレンジの切り上げを狙いますが、そこが外国人投資家にとっての恰好の売り場となっている様です。

ジリジリと値を戻して17000円の大台に乗ると、ストンと落ちてしまいます。先物と為替を上手く操作されているのですが、日本の個人投資家もこの動きに便乗していると思われます。

こうして、GPIFや日銀、ゆうちょ、かんぽ、共済年金、さらには年度末で株価を上げたい企業の資金が餌食となっています。


焼き芋は70度の温度を長時間保つと澱粉の糖への分解が進み甘みが増しますが、日本株は17000円を何度も通貨する事で旨みが増す様です。

こんな展開が3月末まで続くと誰もが予測しているので、かえって要注意でしょう。期待や予測を裏切る事で誰かの利益が生まれ、誰かの損失が生まれるのが市場ですから。

怖いのは3月10日のECBの追加緩和の発表。最近はECBや日銀の追加緩和に市場はネガティブに反応しています。さて、今回はドラギマジックが見事に決まるのか、或いはタネを見透かされてしまうのか・・・。


火遊びも程々に。

勝浦ビックひな祭り・・・シングルロードでGO!!

2016-03-09 02:34:00 | 自転車/マラソン
 
■ 自転車で事故った?! ■

自転車で事故ってしまいました・・・と言っても、ヤフオクで遊んでいて、間違って落札してしまったという、いつもの事故。

ヤフオクの自転車コーナーは「物欲の塊」の私には罪なサイトです。時々、安い価格で入札してみます。「もしかしたら安く落札出来るかも」なんてドキドキ・ワクワクを味わうのですが、大抵は私の入札額より遥かに高値でオークションは終了します。

先日も、CANONDALEのCAPOというシングルスピードバイクが出品されていました。極太アルミチューブで出来たトラックエンドのバイクです。出品されていたのは2008のモデルですが、シングルスピード(ピスト)としては珍しくボトルホルダー用のネジ穴が有ります。これは200Km程度のロングライドの多い私には必須なので、思わず¥60,000-という金額で入札してしまいました。

数日後、朝起きてヤフオクをチェックすると、「オメデトウ、あなたが最高落札社ですと表示されています。

・・・・頭からスーーと血が引く音を聴いた様な気がします・・・・
・・・・ヤバイ、カミサンに何んて説明しよう・・・・。

安値落札の喜びよりも、家内への恐怖が頭の中を支配します。だって、現在我が家には息子の預かり品を含めて5台の自転車がヒシメイテいます。これ以上増えたら・・・・。

朝食の時に「あのね、ヤフオクで事故っちゃって・・・」ここまで切り出したら、もうバレちゃいました。「あんたね、何台自転車買えば気が済むの!!」

「今乗ってるのは20年前の自転車だから、そろそろ危ないんだよ。突然カーボンが折れるかも知れないし、強度も弱くなってるから下りでハンドルがブルブルするし・・・」「それに息子のバイクは僕が乗ると返す前に壊れちゃうから・・・」

こうシドロモドロに良い訳をしますが、しばらくはカミサンの機嫌は悪かった。

■ オイオイ、自転車博物館が開けそうだ ■



送られて来たバイクを見てビックリ。後輪はスピナジーのカーボンブレード・ホイールのrev-Xが付いています。このホイール、本来スポークで支えるリムを幅広の4対8枚のカーボンブレードで支える構造です。スポークによる風の抵抗を極限まで無くす為です。

REV-Xは登場と同時に大ブームとなります。数々の選手達がこのホイールを採用しますが、国際自転車競技連合(UCI)はホイールの基準を変更します。スポークの最少本数16本以下のとしたのです。これは明らかにREV-Xを意識した規則強化で、レースで使用出来なくなった、スピナジーの勢いは急速に衰えて行きます。

しかし、REV-Xはカッコが良かった。「手裏剣ホイール」などとも呼ばれREV-Xは、街乗りピストの若者達から珍重され、シングル改造されたホイールがオークションで未だに人気が有ります。

一方で、強度度外視で空気抵抗の低減を追求したホイールなので、転倒時に破損するなどの安全面の問題も指摘されています。さらには構造上「振れ取り」が出来なきこのホイールは、「振れ」が大きくなったら寿命となります。

手元に届いたREV-Xの振れは1mm程度。これならブレーキのクリアランスを大きく取れば大丈夫でしょう。一応、スペアーのシールドベアリングも準備しましたが、回転に問題も無く良く回ります。

他のパーツも悪くありません。SUGINOのクランクにMESSENGERの46Tのチェンリング、リアーは16Tのフリーが付いています。先日組み立てたバイクと同じギア比です。

ハンドルはブルホーンが付いて来ました。ケーンクリークのブルホーン用のレバーを購入し、短過ぎたシートポストを長い物に交換します。

サドルは何とTAIOGAのSPIDER。樹脂で出来たクモの巣をイメージさせるスケルトン構造の独特のサドルですが、クッションや上貼りは在りません。はたしてこれで200Kmを走れるのか少々不安は在りますが、カッコイイのでそのまま使う事にします。

フレームはSサイズで私には少々小さいのですが、120mmのステムと、シートポストを思いきり出して対応します。この方がカッコいい。

■ 登りが気持ち良いフレーム ■

金曜日に到着した自転車を夜中に組み立てます。と言っても面倒なギアーが付いていないので、サクサクと2時間程度で完成です。

ひと眠りして、9時に浦安を出発して鴨川を目指します。風は向かい風。しかしRV-Xは抵抗無く回転します。以前もアルミのエアロホイール、それもスポーク数16本のRolfを使っていましたが、スポークに空気が纏わり付く感じは残っていまいした。しかしREV-Xは空気を鋭利な刃物で切り裂く感じがします。

ただ、カーボンブレードとリムの接合部がリベットなので、段差でガチャガチャ音がします。ついついバラバラに分解してしまうイメージが脳裏浮かんで来ます・・・。

CAAD5を流用したアルミメガパイプのフレームはガッチガチです。BB周りの強度も十分で、ペダルがスーーと落ちます。一方、複雑に曲げ加工されてあシートステイが適度なしなりを生み出し、路面追従性はカーボンのレモン1号君よりも高い感じです。

ただ、このバイク、シナって進む感じは皆無です。ですから意識してペダルの回転を維持しなければ減速してしまいます。同じアルミフレームでも、息子のFELTのDISPATCHだと、BB周りの強度が弱い為にフレームがシナってペダリングを助けてくれます。

・・・平地走行はちょっと無機質な感じのバイクです。

ところが上り坂になると一転、5%程度の斜度ならばグイグイと加速していってしまいます。とにかく平地がつまらなくて登りが楽しいバイクです。これ、シングルギアだから平地は大きなギアーを掛けられませんが、チア付だったらアウタートップでガンガン加速していきそうなフレームです。多分、我が家の最速フレームでしょう。

・・・ただ、硬いフレームは足に来ます。良い気になっていると足のライフポイントがガンガン削られて行く感じがします。

ウグイスラインに入って斜度8%の坂に挑みます。ほぼシッティングでグイグイ登りますが、実は逆にパワフルなダンシングは出来ません。これ、フレームのせいでは無くてリアーホイールの横剛性が無さ過ぎる為です。ダンシングする度にブレーキがホイールに接触してしまいます。

そこで、ダンシングは車体をなるべく振らずにジワジワと踏んで対応します。フレームが大パワーに耐えるだけに、これはモドカシイ。

強引なダンシングが出来ないので、麻綿原高原への劇坂を回避して、会所トンネルから鴨川を目指します。イイ気になって走っりながら、ふと気づくとボトルホルダーに入れていた輪行バックが有りません・・・。(これで2回目の紛失)これでは、鴨川-浦安を往復すると200KMを超えてしまいます。出発が遅かったので夜間走行は確実。しかし、サングラスしか持って来ていないので、夜間走行は無理です。(メガネを忘れました)

そこで、急遽進路を変更して勝浦方面にハンドルを切ります。

■ 勝浦と言えば腰古井 ■



勝浦方面へ向かう県道で思わぬ物を見つけました。「腰古井」の「吉野酒造」さんです。南房総地方では普通にスーパーでも売られている「腰古井」ですが、「さっぱりした、ほのかな甘口」の普通に美味しい日本酒です。

勝浦には「吉野酒造」の他に海沿いに「東灘(あずまなだ)」酒造が有りますが、この両方ともになかなかの日本酒を醸造します。

「腰古井」は山から湧き出す軟水で醸されたお酒で、淡麗の部類に入るでしょうか。ただ、新潟などの味気ないお酒とは違い、ふくよかな甘みを特徴としてます。(千葉では淡麗の部類か?)



古い建物に煉瓦の煙突、そして巨大なステンレスタンクが目を引きます。



醸造用の古い建物に取りついたステンレスの排気口が不思議なインクトを与えます。建物は古くても設備は新しく更新しています。この建物、文化庁の「登録有形文化財」に指定されています。

残念な事に本日はリュックサックを背負っていないので、お酒を買う事は出来ません。販売所をちょっと覗いてから、再び自転車に跨ります。

■ 勝浦と言ったら「ビックひな祭り」 ■

しばらくすると、道沿いに「ビックひな祭り会場」という昇りが現れます。指示される方向に進むと、神社の階段が「雛段」になっていました。そう、これが勝浦名物のビックひな祭り。有名なのは勝浦駅近くの遠見岬神社ですが、実は市内各所でこの時期開催されています。中野地区では香取神社が会場となっています。





神社のすぐ近く、中野小学校の敷地内の公民館?でも室内展示がされていました。



おいおい、女官が多すぎやしないか、まさか平安時代の大奥?



こちらは大正時代の御殿造り。母の実家にもあったそうです。

■ シートの高さが合えば快適 ■

そんなこんなで観光をしている内にお腹が空きました。道端にイタリアン風の海鮮丼の店を見つけてお昼にします。

お腹が満ちた所で、再びべダルを回します。そろそろオシリが痛くなり始めました。やはりクッション無しはロングライドには無理かな・・・そう思いながらも、ペダルも回し難かったのでシートを1cm下げます。すると、あら不思議、オシリは全然痛く無く、ペダルもクルクル回せます。

こえで一気に元気が回復します。「登り坂になると体が喜ぶ」という不思議な感覚を味わいながら一気に津田沼まで走ります。ここで日没で終了。185Kmを走りました。浦安を出発してから9時半間程度。

8時間の時に距離を確認したら152kmだったので、センチュリーライドは達成出来ていませんでした。まあ、観光してましたから・・・。

ところでニューマシンのCAPOですが、非常に良いです。特に下りコーナーの安定化は特筆もので、思い通りにラインをトレースしてくれます。怖さが一切有りません。これで益々ギアー付の出番は無くなりました・・・。