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映画・演劇のレビュー

『サンクチュアリ』

2007-02-16 21:34:24 | 映画
 2人の関係性が、今一歩伝わりきらない。摑めそうで摑めないもどかしさは、いつもの瀬々さんのやりかたとはいえ、かっての映画史に残る傑作『雷魚』や『汚れた女(マリア)』の頃のような強い意志が感じられないのは、彼の演出力が落ちてきているためなのか。  現在からスタートして、1年前の夏、2年前の夏、3年前の夏。3つの時間が遡って語られていき、ラストでは、主人公である主婦が女を . . . 本文を読む
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