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映画・演劇のレビュー

『セブンス・コンチネント』

2007-05-22 00:19:12 | 映画
 89年作品。87年から3年間。ある夫婦とその娘のとある1日を描く。3部構成で、3日が、同じように描かれていく。氷河期3部作の第1章であると同時にミヒャエル・ハネケのデビュー作でもある。この1作で彼は自分のスタイルを確立している。これは彼の代表作といってもあながち間違いではない。まさに完璧な映画だ。  いつもと同じように理由は描かれない。幸福に見える家族の1日が描かれていく。朝6時、起床。夫は仕 . . . 本文を読む
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