ゴルデン・ウィーク恒例の新撰組アトリエ公演が今年も行われた。今回は北川徹さんの『遊園地 遊園地』。僕は不勉強で、北川さんという劇作家を不覚にも知らなかった。新撰組の若手新人によるオリジナルなんだろう、なんて思い見に行ったのだが、これがとても素敵な台本で、虜になった。オリジナルバージョンでぜひ見てみたいと思った。新撰組によるこの芝居とはかなりテイストの違う作品なのではないか、と思う。
もちろん . . . 本文を読む
予告編を見た時から嫌な予感がしていたが、時たまこういうのもあるから、いくらなんでも、大丈夫だろうと思い、純粋に原作も好きだし、ぜひ見ておきたい、と思ったから、1日1回上映の困難な条件を乗り越えて劇場に行った。
始まった瞬間、「やられた!」と思う。やはりそうだったのか、キネコである。今時こんな汚い映像を劇場で見せられるとは思いもしなかった。だいたいビデオ撮りでも最近は高画質で、フィルムとあまり . . . 本文を読む
読み始めたときは、「こいつはちょっときついな」と思ったが、それでも少し我慢して読んでいるうちに、この痛みが快感に近いものになっていく。それって、この小説のテーマであるタンゴに似ているのかもしれない。情熱的なダンスであるタンゴはその想いを内に秘める。激しさよりも静けさが空間を包み込む。男と女が体をぴったりくっつけて、性的なものを想起させるそのダンスは、実は思いのほかストイックだ。
中山可穂さん . . . 本文を読む
こういう中間小説ってあまり読まないけど、たまに読むとこれはこれで楽しめる。ゆっくり時間があって暇な時に、ベッドの上でゴロゴロしながら読むのに、ぴったりな小説だった。
これを読んだからって何の刺激を受けることもない。エンタテインメントとして楽しめて読み終わるとほんわかしたいい気分になれる。それだけだ。でも、それって悪くはない。それどころか何だか素敵なことだ。
恋とか、結婚とかいうものを諦め . . . 本文を読む