とてもいい映画だ。しみじみとした気分にさせてくれる。とてつもなく小さな映画だ。描くこともささやか過ぎてこれでは手ごたえが無い、だなんて言う人もきっと沢山いるだろう。だが、確実にこの映画は見てる僕たちの胸に沁みてくる。
だいたい今までどうして藤沢周平の小説は大作として作られてばかりだったのだろうか。山田洋次が作ったりしたからかなぁ。まぁ『たそがれ清兵衛』も『隠し剣 鬼の爪』も素晴らしい映画だっ . . . 本文を読む
思いがけない感動に出逢えれる。この短編集がこんなにも胸に沁みるだなんて思いもしなかった。なんだか辛気臭い感じの小説だが、なんて思いながら読み始めたのだが、なんのなんの、このきちんとしたオーソドックスな小説に嵌る。
昭和の一時期。まだまだ日本が貧しかった時代を背景にして、静かに運命を受け入れて生きる子供たちが描かれる。文句ひとつ言うことなく、きちんと生きる。目頭が熱くなる。この小説に登場する少 . . . 本文を読む
今年度アカデミー賞8部門制覇の話題作なのだが、正直言ってこれでは納得がいかない。ファンタジー映画だとしてももう少しきちんとした緊張感が欲しい。だいたいラスト一問であんな簡単な問題を出したりするのか?リアリティー無さ過ぎ。
TVを見ている視聴者がみんな答えを知ってるような問題をあそこで出したりすれば、視聴者が怒るで。だいたい2000万ルピーの問題なのである。いいかげんにして欲しい。
この映画自 . . . 本文を読む