北加賀屋に新しく出来たこのスペースに初めて行った。というか、この企画がオープニング・フェステバル作品のようだ。まず、この空間のことから書き始めたい。受付となったク・ビレ邸は、古い木造住宅をリフォームした建物で、基本的には外観はそのまま残して(そこは弄れないらしい)内装を大胆に改造したこの計画全体(北加賀屋のとあるエリアの古い住宅を順次改装して芸術活動の一大拠点を作るものみたいだ)のインフォメーシ . . . 本文を読む
終盤まで話があまり弾まない。最初はモタモタして、いつまでたってもドラマは動き出さない。ソーラカーレースというのが、あまりよくイメージ出来ないし、そこに辿り着くまでのドラマがなんだかカスカスで、エネルギー研の6人のメンバーも魅力的には描けていない。中盤まで読んだときにはこれは大丈夫か、と心配したほどだ。
ようやく、大潟村でのレースに突入したところから動き出す。だが、それはレースシーンがエキサイ . . . 本文を読む