『マシニスト』のブラッド・アンダーソン監督が放つパニック大作か、と思わせる写真と、予告編。誰もいなくなった街の風景なんか今までも数々の他の映画で見てきたから、いまさら驚かないけど、それが『マシニスト』のブラッド・アンダーソン監督だと思うと期待できる。しかも、飛行機が真っ逆さまに落ちてくるシーンとか散々予告で見たし、ポスターにも使ってるし。だから、これってなんか大作か、と思ったし。
でも、実際の . . . 本文を読む
ちょっと季節はずれになったけど、これはハロウインの夜のお話。クリスマスには早いけど、ハロウインは終わってしまったこの時期に敢えてこの企画で勝負する、ってほんの少し間抜けでそこがかわいい。当日パンフでも自分たちでそのことに触れている。これは芝居なのだから別にそんなこと気にしなくてもいいのに、と思ったけど、そこを敢えてちゃんと気遣う姿勢がいい。
芝居には(というか、芝居にかかわらず芸術表現ならい . . . 本文を読む
アメリカ映画には、野球映画に優れた作品が多い。しかも、途切れることなく作られる。今回もまた傑作の予感がしたのだ。監督はあの『カポーティー』を作ったベネット・ミラーだ。ブラット・ピット主演というのも、なんだかいい作品の予感。いい監督とその時代のトップスターがタッグを組んで野球映画に挑む。昔、ロバート・レッドフォードがバリー・レビンソンと組んで『ミラクル』を作ったときの感動を思い出す。あの映画は野球 . . . 本文を読む
20周年記念作品だ。なのに、わかいさんの休病で延期になった。ほんとうに久々の未来探偵社なのに、残念でならない。だけど、こんなふうに未来探偵社が今もちゃんと活動を続けていることがうれしい。コンスタンスに毎年1,2本定期的に上演できなくてもいい。自分たちのペースでずっと続けられることが大事なのだと思う。
今回、彼らは、記念公演ということで、客演を盛大に呼んでお祭り騒ぎの芝居を作ろう、とはしなかっ . . . 本文を読む