久々のマイケル・ムーアの新作。相変わらずのマイケル節を楽しめるかどうかが、ポイントとなる。だが、僕はもう楽しめない。描かれることは確かに驚きだ。世界にはこんなことがあるんだ、と感心するし、羨ましくもなる。だが、そこから彼が何を引き出そうとするのかがわからない。アメリカも諸外国に見習いましょう、なんてレベルで終わられては、映画じゃないと思う。これではただのTV番組でしかない。バラエティの世界不思議発 . . . 本文を読む
シリーズ第2作。前作は東日本大震災から1年までのお話で、神戸から東北の被災地に行った小学教師が過ごす1年間のドラマだったが、今回はその次の1年。震災から2年目の日々。1年目以上の困難が彼を待ち受ける。がむしゃらにやった1年目。だが、その後、へこむ。頑張りは続かない。だって人はちゃんと休まなくてはガス切れする。
攻撃的で攻めの姿勢を貫いた1年目のようにはいかない。少しずつ復興してき . . . 本文を読む