『きっと、うまくいく』はすごかった。こんなインド映画が見たかった、と思わせるような傑作。インドらしい過剰過激なエスカレートが、想像を絶する世界へと僕たちを誘う。ザ・インド・エンタメ・スペシャル。
あの作品の監督、主演コンビであるラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンが放つ本作は、宗教をネタにして、ここまでしても大丈夫かと不安にさ . . . 本文を読む
本を読む手が止まらない。この先いったいどうなるのか。ドキドキしながら、先を急ぐ。どんどんページを繰っていくことになる。スクールカウンセラーの女性のもとにやってきた少年は「人を殺してみたい」と言う。かつて凄まじく残酷な事件を起こした犯人が刑務所から出てきてこの町で暮らしていることがわかる。殺人への衝動を抑えきれない少年は、その連続一家監禁事件を起こした犯人を殺そうとする。
黒沢清で . . . 本文を読む
ここに2人いる.彼女たちが何者なのか、わからない。彼女たちはその身体と言葉を武器にして未来と向き合う。これはとても感覚的な芝居だ。この作品はuglyの最後の公演作品であり、ここから今の樋口ミユがスタートした記念碑的な作品でもある。
今回久しぶりに見て、まるでPlant Mの新作を見ているような気分になった。(まぁ、これは間違いなく最新作なのだけど、まるで再演とは思えな . . . 本文を読む
大学生を拉致して自分の部屋に閉じ込めるOL。彼女に気がある大家。みんなに愛してもらいたい彼女の母親は大家にも好きになってもらいたい。そんな大家の娘は父親の愛に飢えている。職場の後輩と上司にカップルがやってきて、拉致学生の友人もやってきて、なんだかんだの大騒ぎになる。芝居は、このなんとも異常な人たちの関係性を通して、その向こう側へと突き抜けていこうとする。 きっと表面的には突劇金魚によるオ . . . 本文を読む