A24の仕業だ。年末から年始にかけてA24の映画を何本見ただろうか。さりげなく、どこにでも混じっている。見るまで気づかないけど、見始めたら一瞬でわかる。これは絶対にA24の仕業だと。それくらいにどんな映画にもその刻印が明らか。こんなにも個性的な映画製作配給会社って今までなかったのではないか。だいたいホラー映画だけではなく、パニック映画や芸術映画でも同じ。なんと青春映画(先日見たあの『ネバー・ゴーイ . . . 本文を読む
新年早々こんな凄い小説を読んでいいのだろうか、と震えた。最初はなかなか面白い小説じゃん、と軽い気分で読み始めていた。いや、冒頭のたった2ページほどのよくわからないプロローグなんか軽く読み飛ばしていた。でも、じわじわ恐怖が背中から追いかけてくる。あの冒頭はなんだったのか、と。そして、さりげなく登場する善意の人、英利子という不気味な女性の影。1話目を読んで2話を読み始めたときにはこれは短編集なのだな、 . . . 本文を読む