今年1本目の映画。これだけの作品が大阪ではなんと1日1回上映で3週間しか上映されない。まぁ、それが今の映画界の現状なのだ。しかも、劇場には10人ほどの観客しかいない。若者はほとんど皆無。無関心なのか、興味ないのか、知らないのか、まぁ、そんなことはどうでもいいけど。
凄まじい映画だった。冒頭から涙が止まらない。でも、大丈夫。すぐに涙なんて止まる。目撃せよ、とでも言うかのように、カメラは凝視する。香 . . . 本文を読む
正月の2日から読み始めて読み終わるまで6日かかった。途中ほかの本を読んでいたりしたので実質4日だが、読むだけなのに凄い体力が必要だった。でも沢木さんはこのノンフィクションを書き上げるのに25年かかっている。執筆には実質7年。でもこの作品の主人公の西川一三さんは8年かけてこの旅をした。(『秘境西域八年の潜行』)これは沢木さんによるその記録である。本人による『秘境西域八年の潜行』(なんと原稿用紙320 . . . 本文を読む