昨年12月劇場で公開されたノア・バームバック監督の最新作。これもNetflix映画だ。大作である。そしてあのA24作品だ。だからふつうじゃない。こんなマニアックな映画に大予算を投入して、しかも配信公開である。もちろんベネチア国際映画祭コンペティション部門にも出品しているようだが。
先日見た『MEN』といい、これといい、A24作品はなんでもありだ。好き勝手してやりたい放題している。作家の主体性を重 . . . 本文を読む
2022年の読書はなんと年間300冊を達成した。きっと史上最高記録だろう。厳密にいうと、5冊は途中で放棄したものも含むので、300冊ではない。そのなかには岸政彦(編)『東京の生活史』なんてのも含まれる。なんと上下2段で1200ページ越えである。さすがにこれはピックアップした一部しか読めなかった。12月31日から読み始めた『陽だまりの果て』も1月1日に残り半分を読んだから、それも除くと294冊なのだ . . . 本文を読む
2020年から(もちろんコロナのせいだ)芝居の鑑賞本数を下げたままだったが3年目の2022年は幾分回復した。でもまだ83本である。(HPFを中心とした高校演劇12本含む)2019年以前の本数には当然まるで及ばない。でも、150本見ようと200本見ようとも僕の場合は裾野が広がるだけなので、ベストテンの作品はきっとあまり変わらないかもしれない。いつものようにこの順位にはあまり意味はない。ちょっとしたお . . . 本文を読む