世界中のさまざまな人たち、17人にインタビューしてそれを記事に書いて発表する。自分の足で出向いてアポを取り,取材した。日本から始めてヴェトナム,イラク、トルコ、インド、アイルランド、コンゴ、ギリシャ、スペイン,コロンビア、コスタリカ,メキシコ,最後はアメリカ。『地球人インタビュー』と名付けた。職業や世代もバラバラ。だからこれが客観的な「何か」というわけではない。だけどこの17人から確かに伝わってくることがある。この世界で生きて、思うこと。
これを児童向けの啓発書だなんて誤解してはならない。小手鞠さんは知ってるつもりの大人にこそ読んでもらいたいと思っているのではないか。有海旅人というトラベルライターを通して,自分が見たこと,聞いたことをここに書き留めておく。環境破壊に対して,我々が今何をすべきなのか。世界中で小さな声を集めて、大きな革命を起こす。あなたの国では何をしてますか。あなたは何をしますか、という問いかけである。