しばらく読んでなかったけど、6巻が出版されたのをきっかけに久々に続きを読むことにした。最初の3巻まではほぼ一気に読んだけど、その後なかなか新刊が出ないからついつい忘れていた。ここから第2部になる。全8巻になるらしい。
調べたらなんと2015年の1月である。前回の記載は。連続して1、2巻をまず読んでいる。このブログの感想ではまだまるで話は始まらない、とある。3巻の感想はアップされていない。連続して3冊出版されたが、きっと忙しくて書けなかったのだろう。4巻も読んでいる。少し間があいたはずだ。ここまで至ってようやく話が見えてきた、はず。これもブログには記載はない。その後、空白のまま。今日に至る。
今はもう2025年である。5巻は読んでいないから本当ならそこから読むべきかもしれないが、最新刊から再開を始めた。この先は3冊の予定らしい。全9巻で完結するのか。いや、さっきは8巻と書いた。だけどまだ予定は未定だからわからない。
久しぶりに続きを読んでこの壮大なファンタジーの行き着く先を見届けたいと思った。佐藤多佳子が10年以上の歳月を費やしてやり遂げる覚悟をしたものを見守りたい。さらには同時に今彼女は『一瞬の風になれ』3部作の続編も手がけているみたいだ。あれからならもう15年は経つ。まさかこれからあの傑作のその先に会えるなんて。思わず嬉しい悲鳴を上げてしまった。
ということで、まずこの6巻である。今回もまたストーリーは遅々として進まない。これはやばいというくらいに。つまらないわけではないけど、こんなにも進まない話についていくのはさすがにしんどい。双子の宇宙人とは再会しないし、千里が手にした刀の謎は解けないし。失踪したままの星司の母ミズキの消息は11年前からわからない。廃屋の名刺から秋田の薬屋に向かう千里と星司。そこで出会った人たち。異星人たちとの戦いが始まる予感。そこまでで終わる。
次はいつ出るのか、わからないけど気長に待ちます。(やれやれ😅)