低予算のホラータッチのSF映画。まるでわけのわからない正体不明のドキュメンタリータッチの作品だった『クローバーフィールド』の変則的な続編。誰ももう『クローバーフィールド』なんていうキワモノ映画を記憶してないだろうけど、J・J・エイブラムスは忘れなかった。怪獣映画なのに怪獣が姿を現さないというとんでもない映画。破壊された後ばかりが描かれる作品で、凄いものを期待して見にきた人たちをがっかりさせた映画なのだが、あれはあれで確信犯だったのだ。わけのわからないものへの恐怖。そこはちゃんと描かれていた。
さて、今回の番外編的続編は、あの状況下でのもうひとつのお話。敵の襲来を避けてシェルターに逃げ込んだ男と、気絶したまま彼に連れられてこのシェルターに運び込まれた女の話。一種の監禁物になっている。本当のことがわからないまま、男の言うことを信じるしかない女。ここにはもうひとり、強引にこのシェルターに忍び込んだ男もいる。そんな3人の密室劇。
わけのわからない特殊な状況下、何を信じたらいいのかわからないまま、時を過ごしていく。なんとかしてここを脱出したい、と思う。地上の世界は壊滅して、人類はほぼ死滅したなんて言われて信じれるはずもない。だが、それが事実であることを証拠立てることも見えてくる。だが、男のいうことをそのまま信じることはできない。自分で確かめたい。
かなりこれは面白い。緊張感がどこまでも持続する。終盤の男との対決から、地上の飛び出した後の驚愕のドラマも(まぁ、想像の範囲内だけど)悪くない。大作映画というわけではないけど、こういう「B級の上」ランクの作品が作られるのがうれしい。JJは自分が監督する作品とは違って、製作に回るほうが冒険に出る。(それってなんだかなぁ、とも思うけど)こういう中規模予算のアイデア勝負の映画から、傑作が生まれることを期待する。(今回はなかなかだけど、そこまで、だったので)
低予算のホラータッチのSF映画。まるでわけのわからない正体不明のドキュメンタリータッチの作品だった『クローバーフィールド』の変則的な続編。誰ももう『クローバーフィールド』なんていうキワモノ映画を記憶してないだろうけど、J・J・エイブラムスは忘れなかった。怪獣映画なのに怪獣が姿を現さないというとんでもない映画。破壊された後ばかりが描かれる作品で、凄いものを期待して見にきた人たちをがっかりさせた映画なのだが、あれはあれで確信犯だったのだ。わけのわからないものへの恐怖。そこはちゃんと描かれていた。
さて、今回の番外編的続編は、あの状況下でのもうひとつのお話。敵の襲来を避けてシェルターに逃げ込んだ男と、気絶したまま彼に連れられてこのシェルターに運び込まれた女の話。一種の監禁物になっている。本当のことがわからないまま、男の言うことを信じるしかない女。ここにはもうひとり、強引にこのシェルターに忍び込んだ男もいる。そんな3人の密室劇。
わけのわからない特殊な状況下、何を信じたらいいのかわからないまま、時を過ごしていく。なんとかしてここを脱出したい、と思う。地上の世界は壊滅して、人類はほぼ死滅したなんて言われて信じれるはずもない。だが、それが事実であることを証拠立てることも見えてくる。だが、男のいうことをそのまま信じることはできない。自分で確かめたい。
かなりこれは面白い。緊張感がどこまでも持続する。終盤の男との対決から、地上の飛び出した後の驚愕のドラマも(まぁ、想像の範囲内だけど)悪くない。大作映画というわけではないけど、こういう「B級の上」ランクの作品が作られるのがうれしい。JJは自分が監督する作品とは違って、製作に回るほうが冒険に出る。(それってなんだかなぁ、とも思うけど)こういう中規模予算のアイデア勝負の映画から、傑作が生まれることを期待する。(今回はなかなかだけど、そこまで、だったので)