東京では今劇場公開中なのだが、大阪地区はまだみたいだ。1年前の夏、台湾に行ったとき、ちょうど公開中で大ヒットしていた。その時、見ようと思ったけど、当然字幕がないので、もう少しわかりやすそうな映画を、と日和ってしまい、他の映画を見てしまった。(エディ・ポン主演の自転車レースの映画を見た)どうせすぐ日本でも公開されると踏んだのだが、なかなかうまくいかない。今年になって妻が台湾でDVDを買ってきたから、家にあったので、ついつい見てしまった。(当然日本語字幕はない。中国語字幕のみ)公開まで待ちきれなかったのだ。それなら、2年前に見ておけよ、と突っ込まれそうだが、まぁ、そんなもんです。
例によってセリフはほとんどわからないけど、とても単純なお話なので細部はともかくストーリー自体はなんとかわかる。昔、佐藤忠男が言葉なんかわからなくてもしっかり見ていたら映画はわかる、とどこかで書いていたけど、セリフ主体の映画でなければ、大丈夫な映画はないわけではない。これは、きっとそんな映画だ。
ヒロインのドジな女の子が、とてもキュートで、美人ではないけど、2人の男の子たちが彼女を好きになる気持ちがよくわかる。これは女の子にとって、ちょっとした理想のラブストーリーなのではないか。ドジで眼鏡っ子が、大好きな学園一のハンサムボーイと、ちょっとワルだけど、ワイルドな魅力のある男の子(最初は彼にいじめられるのだけど、だんだん彼は彼女を好きになっていくし、彼女も彼といると楽ちん)のふたりの間で揺れる心が描かれる。
まぁ、台湾に限らず、日本でもよくあるお話だろう。もうこれは少女マンガの鉄板の設定。それを2時間14分の長尺にして、十分に堪能させてくれる。ラストでは彼女の憧れの大スターのあの人!
までもが、本人役として登場して、女の子の夢が満載、てんこ盛り。
映画の後半、彼女が眼鏡をはずしたら、というこれまた定番のお約束も用意されていて、見ていてこちらが恥ずかしくなるくらい。(でも、眼鏡をとっても実はけっこう微妙、というのは新鮮かも)
大人になった彼女が高校時代を回顧するというスタイルも、いかにも、って感じ。ノスタルジアにくるんでなんでもありの展開を可能にした。90年代のなつかしい風俗どんどん取り入れて、その甘酸っぱさがまた、胸キュン。そして、ラストシーンではこれまた恋愛映画の王道をゆく感動の再会が用意されている。至れり尽くせりの青春映画なのだ。
例によってセリフはほとんどわからないけど、とても単純なお話なので細部はともかくストーリー自体はなんとかわかる。昔、佐藤忠男が言葉なんかわからなくてもしっかり見ていたら映画はわかる、とどこかで書いていたけど、セリフ主体の映画でなければ、大丈夫な映画はないわけではない。これは、きっとそんな映画だ。
ヒロインのドジな女の子が、とてもキュートで、美人ではないけど、2人の男の子たちが彼女を好きになる気持ちがよくわかる。これは女の子にとって、ちょっとした理想のラブストーリーなのではないか。ドジで眼鏡っ子が、大好きな学園一のハンサムボーイと、ちょっとワルだけど、ワイルドな魅力のある男の子(最初は彼にいじめられるのだけど、だんだん彼は彼女を好きになっていくし、彼女も彼といると楽ちん)のふたりの間で揺れる心が描かれる。
まぁ、台湾に限らず、日本でもよくあるお話だろう。もうこれは少女マンガの鉄板の設定。それを2時間14分の長尺にして、十分に堪能させてくれる。ラストでは彼女の憧れの大スターのあの人!
までもが、本人役として登場して、女の子の夢が満載、てんこ盛り。
映画の後半、彼女が眼鏡をはずしたら、というこれまた定番のお約束も用意されていて、見ていてこちらが恥ずかしくなるくらい。(でも、眼鏡をとっても実はけっこう微妙、というのは新鮮かも)
大人になった彼女が高校時代を回顧するというスタイルも、いかにも、って感じ。ノスタルジアにくるんでなんでもありの展開を可能にした。90年代のなつかしい風俗どんどん取り入れて、その甘酸っぱさがまた、胸キュン。そして、ラストシーンではこれまた恋愛映画の王道をゆく感動の再会が用意されている。至れり尽くせりの青春映画なのだ。