2010年の作品。『小さいおうち』で直木賞を受賞後の第1作となる長編。21歳の女子大生と7歳の少年が小さな町で出会い、ともに暮らす。
途中さまざまな短編が挟まる。メインのふたりの話もだんだん不思議な感触になる。暴力的な男から逃れてきた瑛とひとりぼっちのニノ。このふたりはまるで『52ヘルツのクジラたち』のキナコとムシのふたりみたいだ。
ただお話があまりに暗いし、テンポもよくないから、読んでいてしんどかった。中島京子だけど僕はこれには乗れない。
2010年の作品。『小さいおうち』で直木賞を受賞後の第1作となる長編。21歳の女子大生と7歳の少年が小さな町で出会い、ともに暮らす。
途中さまざまな短編が挟まる。メインのふたりの話もだんだん不思議な感触になる。暴力的な男から逃れてきた瑛とひとりぼっちのニノ。このふたりはまるで『52ヘルツのクジラたち』のキナコとムシのふたりみたいだ。
ただお話があまりに暗いし、テンポもよくないから、読んでいてしんどかった。中島京子だけど僕はこれには乗れない。