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映画・演劇のレビュー

『特攻野郎 Aチーム  THE MOVIE』

2010-07-23 04:30:40 | 映画
 かなり疲れていたから、元気になれる映画が見たいと思っていたので、迷わずこのバカっぽい映画にした。(というか、疲れてるのなら、さっさと家に帰って寝ろ、とも思うのだが)  
 
 オリジナルのTVシリーズは当然見たことがない。(だいたい僕は基本的にはTVは見ない人だ)ただ、何も考えることなく、バカずら下げて見ていたら楽しめる映画、のはずだった。そう期待して劇場に行ったのだが。

 それなのに、なんですか、これは。あまりのバカに映画を見ながら眠くなってしまったのだ。だいたいドンパチうるさい戦争単純アクション(今時ありえない!)なのにである。しかも、こんなにもスピード感抜群なのに。結局、それらの要素が意図とは反対に単調に見えて、飽きるのだ。人間はどこまでわがままにできているのでしょう。

 映画は休む間もなく見せ場の連続だ。ド迫力のアクションシーン満載である。リーアム・ニーソンは先の『96時間』といい、今回といい、なんだか以前とはまるで違う別人のような選択だ。アクションスターがまるで似合わない男と思っていたのだが、やればできるんだなぁ。感心した。

 それにしてもここまでノーテンキ単純バカ映画を見ていると、ノー味噌が腐ってくる。なにも書くことはない。リドリー&トニー・スコットが製作している。それって、なんなんだろうか。あの兄弟が手に手を取ってこの映画をプロデュースするだなんて、なんか不思議だ。

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