ムラサキオモは、葉裏の紅紫色と葉表のコントラストが美しい。原産地は中米や西インド諸島
の熱帯地方、いたって寒さが苦手。特に葉色を際出させるためには、室温は10℃以上が必要です。
ムラサキオモトの花名は万年青に似ていることからの呼び名ですが、全く別の植物。さらに、葉に陽
が当たると銀粉を散りばめたように見えることから、紫錦蘭と雅な別名もある。ムラサキオモトの渡来
は、意外と古く遠く江戸時代まで遡る多肉植物です。
和名:ムラサキオモト(紫万年青)・別名:シキンラン(紫錦蘭)
不耐寒性常緑多年草・ツユクサ科ムラサキオモト属
英名ではWax.plant。葉の表面には光沢があり蝋をコーティングしたよう
にツルリとしている。さらに、葉の形は楕円で多肉質、葉色は縁に白黄色の斑が
入るものや、ベージュ色、赤茶色とさまざま。 我が家での栽培歴は3年。小さな
淡い白ピンク色の蝋細工のような花を半球形状に咲かせると言うが、まだ花を見
た事はない。是非、今年は花を咲かせてみたいと思っています。
和名:フイリサクララン
半耐寒性常緑蔓性低木(ガガイモ科、ホヤ亜属)