ヒヨドリは、冬の我が家の庭にやって来る野鳥の常連。けたたましい囀り声を
響かせ忙しげに飛んで来て餌を啄ばみ人の気配を感じると、くもの子を散らすように
何処かへと飛んで行く。
フェンスに絡ませているツルウメモドキの熟した実が好物。毎日、夜が明けると同時
に庭にやって来る。同じ群れか定かではないが、一日の内に何度も庭に飛んで来る。
陽が西の空に傾き始める頃になると、塒を求めて山の方向に一斉に飛び去って行き
ます。 キレンジャク、頭部の冠羽を吹き付ける北風に靡かせている。風で揺れる電線に
並んだキレンジャクの3兄弟、実際はカメラを引けば50~60数羽。いつも群れを作って
行動する、羽色の美しい野鳥。
キレンジャクは尾羽の先端は鮮やかな黄色、良く似るヒレンジャクの尾羽の先端は赤色。野鳥の体形は流線型が多いが、ツグミは少々小太り。枝に止まる姿も丸みのある
愛らしい姿の野鳥です。
※赤い実は、ツルウメモドキとベニシタンです。 シメは、不定期に庭にやって来るスズメより一回り大きな野鳥。嘴が太いことが
大きな特徴、止まっているのはオンコの木の枝、好物は木の実の種、嘴を小刻みに動
かしながらオンコの種を噛み砕いて食べる。食べ終わると他の実には目もくれずに、次
の餌場を目指し飛び立って行きます。