午後になって秋の空のような、羊雲・うろこ雲が空全体に広がった。当地は5月中旬以降、
例年になく天候が不順。最近の天気予報で良く耳にする「大気が不安定でしょう」。
一日の内、雨/晴れ/曇り/霧と順番を入れ替えるように、天気がめまぐるしく変化する。
今日の夕方は先ほどまで空を支配していた羊雲は殆ど消滅し,澄み渡る初夏の夕空が姿を現す。カメラアングルは、室蘭市絵鞆臨海公園から西の方向。夕日にシルエットを浮かび
上がらせる大黒島の眺望です。
近頃、霧や靄が漂う、すっきりしない天気が続いていた。今日は一転、朝から一日中 初夏
の爽やかな空が広がる。
イタンキ浜は洋上から運ばれて来る霧の通り道。昨日までは霧に包まれ、50mほど前方が見え
ないほどの視界、久し振りに浜全体が姿を現してくれた。
イタンキ浜は、日本の渚100選に指定されている景勝地。一方、海浜植物が自生する自然豊
かな浜辺。今の季節に咲いている花々のご紹介です。ハマエンドウ。この時期の浜の主役、蝶が舞うように赤紫~青紫色の花を咲かせて
いる。エゾノシシウド(蝦夷の猪独活)は、海岸の砂地に生育するセリ科の植物。大柄で
純白な花は浜辺で咲く花の中で一際、鮮やか。エゾカンゾウはユリ科の植物。当地の初夏を告げる花。ユリにそっくりな花を陽射し
に輝かせ咲いている。ハマヒルガオ。厳しい浜の環境に耐え淡いピンク色の優しげな花を咲かせ始めた。
これからが、この花の季節の本番です。ハマニガナ(浜苦菜)は、砂地から生え出すように鮮やかな花を咲かせる。葉の形が
イチョウの葉に似ていることから、別名はハマイチョウとも呼ばれる。キク科の海浜植物。ハマナス。イタンキ浜に自生している海浜植物の女王。バラ科の植物、開花直前
の花はバラに良く似ている。爽やかな芳香を周囲に香らせながら咲き始めた。これから
一週間ほどすると花の最盛期を迎えます。