アルメリア。和名は、ハマカンザシ(浜簪)美しい和名を持つ。数多い花の中には、もう少し気
の利いた花名がなかったのかと思う事が良くある。ハマカンザシは、その点 幸せな花です。
芝に似た濃緑色の葉の間から、花茎の先に淡い紅色の小花を雪洞のように密に付けて咲いている。シコタンソウ(色丹草)は、花弁に赤と黄色の斑点が印象的な可愛らしい花。花名の
由来は南千島色丹島で発見された事に因む。我が家のシコタンソウは園芸種だが、本来
の自生地は、本州中部から北海道の亜高山~高山地帯の砂礫地に生育する。ユキノシタ
科の高山性の植物です。
カーペットカスミソウ。マット状に広がる、花は1cmほどの小花。花弁には赤紫色の
アクセントがある、愛らしい花です。正式な花名は、オノエマンテマ。ヒマラヤ地方が原産
の石灰質の土壌を好む植物。 ヒューケラの別名は壷珊瑚。花色はコーラル色、壷形の小花を花茎に沢山付けて
咲き出している。地際に、こんもりと茂らせた葉と 長く伸ばした花茎のコントラストは絶妙。
ヒューケラは品種も多く、葉色のバリエーションが豊富な植物です。