壮瞥公園は、洞爺湖の東湖畔の小高い丘の上。湖の周回道路から逸れ一挙に急勾配
の坂道を上る。登坂道の両脇の傾斜地一帯には、梅林が広がる。その先、坂を登りつめると
駐車場を兼ねた展望台に辿り着く。展望台の眼下には、洞爺湖のほぼ全域が望める。
さらに、南側には標高669mの有珠山。遥か北の方角には北海道の秀峰、羊蹄山などの
大パノラマが広がります。梅林には、300本ほどの豊後梅が植えられている。5月の中旬頃の梅の花が咲く頃
も見事。この時期になると洞爺湖を背景に、黄赤に色付いた瑞々しい梅の実が爽やかさを
感じさせてくれます。今年、5月14日に撮影しました壮瞥公園の梅の花と洞爺湖です。
帰りの道すがらスナップです。トウモロコシ畑を前景に、左に有珠山。中央の赤茶色の
山肌は、昭和新山。今も共に活動を続ける活火山。両山の間から噴煙のように雲が湧き上
がる。後方には、洞爺湖の湖面が広がっています。
※壮瞥滝や壮瞥公園。さらに、この場所は大型バス観光ツワーのルートから逸れているため、観光客の方々が、
なかなか目にする事の出来ない風景です。