グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

夏から秋への移ろい

2012年08月23日 | 室蘭の景色



朝方、雷を伴い大粒の雨が降る。午前中に雨は降りやみ、大気が洗い流されたか
ように空が澄み渡る。ここ、イタンキ浜の上空にも、
潮騒も吸い込まれそうな、夏から秋へ
の爽やかな空が広がりました。







イタンキ浜はハマナスの自生地。この季節になると波打ち際から一番離れた海岸段丘
で、ハマナスが果実をたわわに実らせています。
 深緑色の葉と艶やかな真紅色の果実のコントラストがとても鮮やかです。ハマナスの赤い
実は、この時期の空と海の青さにとても良く似合います。




 イタンキ浜に咲く主な野花です。

海岸段丘一帯を鮮やかな黄色のオオアワダチソウが群がり咲いています。古く,海外
から園芸用
鑑賞植物として導入されながら今では、繁殖力が強いため野生化し野に咲く
花です。


  エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)は、海辺から野山のどこにでも咲く野菊です。花色は、
自生する環境により薄紫から白に近いものまで様々です。



 ハマニガナ(浜苦菜)、輝くような黄色の花を咲かせています。初夏の頃から秋まで、
砂浜に咲く海浜植物です。



イタンキ浜に隣接する高さ8メートルほどの海岸段丘に、ビオトープがある。元々、湿地
を好むエゾミソハギ(蝦夷禊萩)が
花を咲かせています。

コメント (2)
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