グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

陣屋史跡に咲くエゾヤマザクラと山野草

2018年05月01日 | 室蘭・四季の野花&花木



 南部藩モロラン陣屋遺跡は、江戸時代(1856年)に沿岸警備を命じられた南部藩が駐屯し
場所です。今は当時の建造物は存在しませんが、周囲を囲うように 深さ3m、幅4~5mほど
の土
塁が歴史を偲ばせる史跡です。
  ※ 昭和9年からは、「東蝦夷地南部藩モロエラン陣屋跡」として国が定める史跡として保存管理
      さ
れています。






今、当地ではサクラの季節です。史跡内には、数本のエゾヤマザクラが見頃を迎えています。
 



 

 史跡の周りの林床は、市内屈指のニリンソウの群生地です。近ごろの 陽気を待ち構えていたかの
ように、一斉に 可憐な花を咲かせ始めています。



 オオバナエンレイソウ(大花延齢草)が純白な花を咲かせています。


 

市の中心地から10kmほど離れた郊外、陣屋町の奥に架かる陣屋新橋からの眺望です。エゾヤマ
ザクラ、
イタヤカエデ・キタコブシなどの花と芽ぶき始めた落葉樹の薄緑。さらに、針葉樹の深緑色
などが織り成す。
今年は一挙に気温が上昇。併せるかのように、一斉に木々が花を咲かせ新葉を展開
させました。近年まれに見るほどの「春紅葉」です。



コメント (6)
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