ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

しっかり者のワイン

2008年03月17日 | ワインの話

Photo すっかり春らしくなった。クアトロの店頭にも淡い色合いの花が春を演出している。
クアトロの花壇に身を隠しているのは、白ワインのお嬢様。北イタリア・アルトアディジェからやってきたエステ・ノイエの秘蔵っ子「ソーヴィニヨン・ブラン2006」である。春の花のような柔らかな香りと爽やかな酸を持つこのワインは、料理を引き立てつつ自己主張を忘れないしっかり者と思われる。その評価は世界的に高く、日本には120本しか入荷していない。
アルプスから吹き下ろす涼しい風が、このソーヴィニヨン・ブランをとびきり美味しくしているようだ。このお嬢様はちょっと甘やかすと気の抜けたワインになってしまうが、やや厳しく育てると素晴らしいワインになる。
このお嬢様のお母様は昔、カベルネ・フランと恋をしてカベルネ・ソーヴィニヨンを生んでいる。そのカベルネ・ソーヴィニヨンは今や世界を制覇する赤ワインに育った。ソーヴィニヨン・ブランには、優しさの影に力強さを持ち合わせているのだ。
ソーヴィニヨン・ブランの実力をクアトロで味わってみましょう。特別にグラス売りします。グラスで¥900で発売中。

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