ワインの価格と味わいにどれだけの関連があるのだろう。ガリレオ氏ならば「実に興味深いテーマだ」と賛同してくれることだろう。
クアトロの父は、490円と999円と1680円のモンテプルチアーノ・ダブルッツォDOCを飲み比べることにした。DOCとは、イタリア政府がその品質を認めたワインである。そしてどれも2007年ビンテージのものだ。
千円と一万円ぐらいの違いを比較するほうが、より興味深いのではあるが、ここは予算の関係で低価格のワインの比較になった。
まずは490円のものを飲む。とてもフルーティである。価格を知らずに飲めば、まずまずである。
次は999円のものを飲む。タンニンがしっかりとして味わいのバランスも良い。はっきり云って旨い。
そして1680円のものを飲む。味わいの濃厚さが全然違う。別格の印象だ。
価格の違いは、飲み終わった後の余韻の長さにあるのかなという結論だ。
飲み比べでなくそれぞれを単体で飲んでいれば、それなりに満足できるものだ。
しかし、価格の高いものから安いものへは戻れないのも事実だった。
さらに、ブラインドで馴染みのお客様とクアトロ・シェフに飲み比べをしてもらった。価格順に並べ替えるテストを行ったが、全員的中だった。
今度は、クアトロの父にブラインドでテストしたいと云うクアトロ・シェフだが、そんなのはへっちゃらに解るさと強がってみた。
クアトロ・シェフが休憩でいなくなってから、一人で飲み比べの復習をしているクアトロの父だ。
お知らせ
21日(月)22日(火)23日(水)クアトロは3連休させていただきます。
連休にワイナリーでも訪問したいなと考えているクアトロの父である。