ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

パンジーは見ていた

2009年09月28日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 私はパンジー。クアトロのママが恋人達のテーブルに私を飾った。
彼女の誕生日のお祝いにクアトロでお食事中のカップル。
杏(アンズ)を忍ばせたスプマンテで乾杯。その後は、クアトロの父のプライベート・コレクションからパレオ・ビアンコ2004が登場。グラスから香る華やかな香りになぜかドキドキしてしまう私。

しばらくして気づくと、クアトロの店内には私が見守るカップルだけで、他のお客様がいなくなった。
何やら特別な雰囲気が、このテーブルを覆う。
クアトロ夫婦は、この雰囲気に気付いているのかどうか、このテーブルには近づかずにお店の片づけに専念している。

彼氏「○★△□☆#$%&
(あーどうしよう、私は下を向いていようかしら)
彼女「・・・」
そこへ、気が利くのか利かないのかお冷やを注ぎに来たシェフ。
シェフ「お水飲みます」
シェフもお邪魔な雰囲気を察してかとっとと退散。

再び彼氏「○★△□☆#$%&
彼女「☆#$%&
(やったー、思わず喜ぶ私)

パンジーはクアトロでプロポーズという現場に居合わせたのだった。

このパンジーの独白は、今年の冬のクアトロでの出来事であった。
その半年後、この恋人達はめでたく入籍。
今度は、パレオ・ロッソ2004で乾杯らしい

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする