試飲会で酩酊する父

インポーターのワイン試飲会に銀座へ出かけたクアトロの父。
７５アイテムのワインを試飲出来るということで出かけてみた。
会場は沢山のソムリエらしき方々が試飲をしている。
泡ものから始まり南フランス、ブルゴーニュ、イタリア、ドイツ、シェリーと飲み進んでいく。ソムリエさんたちは、一口ワインを口に含んでは専用のバケツにはき出す。これをいちいち飲んでしまったら、酔っぱらって味もわからなくなるというものだ。
クアトロの父は、一度口に入れたワインははき出さない主義なので、飲んでしまう。泡が終わったあたりで、すでに良い気分である。
この試飲会はイタリアワインが充実していた。特にピエモンテの造り手が６社ほど出ていて、その飲み比べに意義があった。
しかし正直どれもそれぞれ美味しかったし、ちょっとなめただけではそのワインの神髄は理解出来ない。ソムリエさんたちは、ワインを口に含んではグチュグチュっとうがいをするように味見をしてはペッとはき出しては感想をメモしているが、たいしたものだと思う。
鵜飼いの鵜もすごいが、ソムリエもすごいものだと、会場を見回しているクアトロの父はほろ酔いである。
何とか、試飲の成果をクアトロで反映したいと思うクアトロの父だが・・・。