秋分の日を迎え、急に秋らしくなった。
秋になると、不思議と赤ワインが飲みたくなる。
そこで、クアトロの父は本能の赴くままにカリフォルニア・ロダイ地区のマイケル・デヴィット・ワイナリーの赤ワインを仕入れた。
このマイケル・デヴィット・ワイナリーは、カリフォルニア・ロダイ地区のこだわりのワイナリー。
マイケルとデヴィットの兄弟で運営しているワイナリーだが、元々はナパのワイナリーの下請けだった。
彼らの作るブドウがナパでは、カルトワインになる。
そこで、自らもワインを造り始め、新たに認定されたアペラシオン・ロダイ地区の注目のワイナリーである。
このワイナリーのワインのボトルの裏には、“ロダイ・ルール・シール”なるものが付いている。
このロダイ・ルールとは環境保全型ワインの生産者を認定するもの。
ロダイ地区のブドウを100%使い、そのワイナリーで圧搾・生産することだけでなく、環境や地域社会への福利厚生に配慮したワイナリーを第三者機関が審査し認定したもの。
これからの、ワイン造りの手本となる作る手であろう。
このマイケル・デヴィット・ワイナリーの新作“インクブロット・カベルネ・フラン”を秋分の日に向けて仕入れたクアトロの父だ。
このワインのエチケットには、インクブロットのデザイン。
インクのシミが何に見えるかで心理テストをするもの。
さて、このワインの味わいにあなたは何が見えるのだろうか。
クアトロの父がテストしましょう。
ちなみに、クアトロの父には力強いタンニンと優しいまろやかな酸と心地よい余韻を感じた。
これは、夏に疲れた体と心を癒やされたいと云う気持ちをこのワインに移して見たのだろうか。