ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

青葉繁れる~ポモドーロとラスパドゥーラのタリアテッレ

2019年05月15日 | パスタの話

R60指定のブログです。
60歳以下の人には理解出来ない内容が含まれています。



昨日、クアトロで秘かに試作されたパスタがある。
イタリアの太陽をいっぱいに浴びて赤く熟したトマト・サンマルツァーノ。
そのサンマルツァーノを煮込んでトマトソースにし、手打ちの生パスタ・タリアテッレに絡める。
さらに、ラスパドゥーラと云うミルクの旨味が凝縮された北イタリアのチーズをたっぷりと削り乗せられる。
このパスタのリッチな味わいは、一握りの選ばれた人間だけが味わえるのだろうか。
アラン・ドロンの演じる「太陽がいっぱい」のトム・リプレイならずとも、太陽の恵みはだれもが平等に受けるべきものだと考えるものだ。

クアトロの父渾身の手打ちパスタ・タリアテッレに、トマトの旨みを濃縮したソースを絡め、ラスパドゥーラを乗せた「ポモドーロとラスパドゥーラのタリアテッレ」はクアトロで誰もが平等に味わえる。
甘く切ないニノ・ロータのメロディーでも聞きながらワイングラスを傾けて、このパスタをいただく。
クアトロのひとときが、梅雨時であろうと太陽がいっぱいと感じられるパスタである。
このパスタは、来月クアトロで一般公開される。

コメント (1)
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